私が最初にダイエットをしなければ・・・と思ったのは、一人目の子どもを産んだとき。体重が増えて、産後の私は妊娠前の洋服がピチピチに!しかし若かったせいか、少し運動をして、食事に気をつけているうちに元の体重に戻りました。
やっかいだったのは、丸々太った娘を産んだとき。なかなか最初の子どもの時のようには体重が戻らないのです。しまいにはダイエットサプリを買って飲みましたが、テレビコマーシャルのように簡単にはやせませんでした。
今回はダイエットサプリメントは効果があるのか、部分やせしたいときどうしたら良いのかなど、ダイエットについて考えたので紹介しますね。
目次
1.ダイエットサプリいろいろ試したが効果無し!?
最近、年齢を重ねたせいか、私のまわりにいる同級生もあちこちについたお肉をみては、ため息をついています。友人達と集まる度にあれを飲むとやせる・・・こっちのサプリがいいらしいと・・・。結構やせ談義で盛り上がります。
サプリもいろいろな種類があります。でも、どれをみてもやせる・・・やせた・・・という広告であふれています。
1-1.ダイエットサプリを過信してはいけない!
ダイエットサプリだけでやせるのは不可能!
はっきり言ってサプリメントだけでやせるなんて・・・絶対信じられません。
出産後体重が気になり、食事制限をしても運動をしても、なかなか効果につながらずにテレビをみては通販でやせるというダイエットサプリをいろいろ試しました。
飲むだけでやせる・・・というダイエットサプリを試しましたが、残念ながらどのサプリも2ヶ月経っても3ヶ月経っても私の体重は変わりませんでした。
ダイエットサプリはダイエットをサポートするもの!
私はサプリメントがまったくダメだとは思っていません。ダイエットサプリは、ダイエットをすると言うよりむしろダイエットをサポートするためのものだと思います。。
サプリメントの役割は
- 脂質や糖の吸収を抑えてくれる
- お腹の脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪など脂肪を消費しやすい成分が配合されている
- 食物繊維が入っている
- 運動をしたときの効率を向上させるサポートをする
- ダイエットで不足した栄養素を補ってくれる
ものであり、飲むだけでダイエット・・・には無理があると思います。
飲むだけでこんなにやせました・・・という写真やテレビCMに飛びついてダイエットサプリを買いました。しかし食事も普段通り、運動もさほどしなかったせいか、飲むだけでやせたサプリは1つもありませんでした。
ダイエットを成功したのは食事と運動
出産後、1~2年近く元に戻らず、ダイエットサプリもお金のムダだと気付くまでいろいろ買って試しました。今度こそ・・・と思い商品を手にするのですが、結果は変わりませんでした。
いろいろ試したダイエットサプリでしたが、空いた容器を並べてみてこれではやせないと思いました。
そもそもダイエットサプリだけでやせよう、ということ自体が間違っていると気付いたのです。育児と仕事に追われていることを理由に、サプリだけで簡単にやせよう・・・考えが安易でした。
しかも、妊娠前より食事の量が増えていたような気がします。その結果、体重が元に戻るどころか、体重が増え続けてしまいました。
これではいけないと思い、食事の内容を見直し、1日1時間ぐらいの運動をしました。運動は1度に1時間は無理なので、朝、昼、夜、寝る前と4回に分けました。
生活を見直して1年ぐらいかかりましたが、なんとか体重も元に戻りました。しかし下腹についたお肉は完全消滅・・・というわけにはいきませんでした。それでも身がかなり軽くなった気がして私なりにこんなものか・・・と満足でした。
半分しか飲まなかったダイエットサプリ、封を開けただけのサプリ・・・、ムダだったと思いながら捨てました。
ダイエットサプリを試して思うこと
ダイエットサプリを使用して思うことは、ダイエットサプリを過信してしまったことが大きな間違いだったと思います。
私の最大の失敗は、サプリだけでやせようとしたことです。サプリをダイエットの補助として活用すれば良かったと思います。飲んでやせないからダメだ効果がない・・・と思ったところに大きなミスがあったのです。
ダイエットサプリ = ダイエット成功 ではなく
ダイエットサプリ → ダイエットの補助 →ダイエット成功
と考えた方がいいと思います。
このことに気付かなかったことが、サプリを捨てる羽目になったと思っています。サプリをダイエットサポートとして使うと、ダイエットはきっと成功すると思います。
つい最近、韓国の医院が販売している「ダイエット薬」に日本では違法の覚醒剤の原料が入っていたとニュースになっていました。日本でも購入していた人が多くいたとか・・・ちょっと怖いですね。
外国のダイエットサプリは、日本で禁止されている原料が入っている場合があるかもしれません。私の生徒さんのお母さんに韓国人がいて、お友達にもらったというダイエットの薬を飲んで1週間声が出なくなったことがあります。幸い飲むのをやめたら元に戻りましたが、ちょっとそれを思い出すニュースでした。
ダイエットサプリいろいろ出ていますが、サプリを購入するときは、よく注意した方がいいと思います。
2、部分やせは可能?お腹周りだけやせられる??
これは最近の話です。どうもお腹に付いて消滅しきれなかったお肉が、パワーアップしてきたような気がするのです。スカートのウエストはなんとか入ってもお腹周りが苦しいのです。
かなりやせている同級生が、下腹に脂肪があって、体型がアンバランスだというのです。私の友だちはどうも身体に付いている脂肪の話がすきなのか、集まると二の腕が太くなったとか、太ももがはち切れそうだとか・・・と大笑いしています。
2-1.年齢とともに脂肪が付きやすくなる
昔スリムだった人も、久しぶりに会うとふくよかになっている友人がたくさんいます。きっとみんな太ってしまう年齢なのでしょうね。
基礎代減少で脂肪が付きやすくなる
年齢とともに基礎代謝が減っていくため、太りやすくなっていきます。以前と同じ運動をしていても消費エネルギーが少なくなってしまうのです。食べる量が変わらないとエネルギーの摂取とバランスが崩れてしまうので、体形も崩れていきます。
基礎代謝は生きていることを維持するために必要なエネルギーのことです。心臓を動かし、呼吸を市、体温を保つことです。生きているうちは、絶え間なく使われるエネルギーのことです。さらに1日の総消費エネルギーのうち約60%を占めています。
基礎代謝が高いことがやせやすく、太りにくい身体を作る条件です。ただ残念な事に男性は18歳、女性は15歳をピークに基礎代謝は低下していきます。
脂肪は腹部に集中する
私の友人は特に肥満という人はいないのですが、でも部分的な悩みは圧倒的に腹部のぜい肉です。みなほとんどが出産経験者、下腹のお肉は結構深刻な悩みです。スカートもパンツもお腹の肉さえ引っかからなければ、ワンサイズダウンでいけそうなのですが・・・!
脂肪は男女とも加齢とともに腹部に脂肪が増えます。50歳になると男性は全身の脂肪の60%が腹部に、女性は30代を越えると50%以上が腹部に脂肪が付いていきます。体脂肪があまり高くなくても腹部の脂肪が増えていく可能性が高くなります。
男性は加齢とともに腕と脚の筋肉量が減る傾向にあります。体重が変わらなくても筋肉量が顕著に減少する分,脂肪の割合が高くなります。
また女性は30歳未満の人は、腕や腹部の脂肪率が低くても、脚の脂肪率が高くなっています。30代の女性は腹部を含む上半身の脂肪率は低いのですが、下半身の脂肪率が高くなっています。
それが50代になると腕や腹部などの上半身に脂肪が付き、だいたい全身が均一な脂肪率になります。
2-2.部分やせしたい?二の腕やお腹周りの脂肪が落とせる?
私の一番の悩みはお腹周りですが、当然それで済むはずがありません。お尻まわりや太もも、二の腕も最近は気になっています。
部分やせしたいところ
いろいろなアンケート結果でも上半身で気になるのが
- お腹周り
- 二の腕
- 背中
- あご
があげられます。
あごはスマーフォンの影響でたるむためだそうで宇。スマートフォンの操作のため下を向いている時間が長く、猫背になる事で血行が悪くなります。筋肉がたるみ、むくみを起して顔が大きくなったり、二重あごになるからです。
また下半身では
- お尻
- 太もも
- ふくらはぎ
こうしてみるとほぼ全身・・・です。
部分やせは無理
やせるということは、体内に蓄積された脂肪を減らすことを考えると一分の脂肪だけピンポイントで脂肪を減らすのは無理です。だから部分やせは現実には無理です。
確かに脂肪が付きやすい、付きにくい部分はあります。身体の末端はよく動かすので脂肪が蓄積されにくいです。また動きの少ない身体の中心は脂肪が付きやすいです。だからお腹周りやお尻にはお肉が目立つのです。
部分やせということを考えると・・・
例えば、腹筋や二の腕ばかりをピンポイントで運動をしても消費カロリーはとても少ないです。だから頑張って二の細くしようと二の腕ばかり集中的に運動をしても、消費エネルギーが少ないのでダイエットとしては効率が悪くなります。
全身の筋トレ、有酸素運動のほうが、気になる脂肪を早く減らせます。お腹周りの脂肪を落としたいと思っても・・・部分やせは無理です。ダイエットをして全身の脂肪を落とすとお腹周りの脂肪も落ちていきます。
3.ダイエットの成功! 運動と食事がポイント!
ダイエットは、ダイエットサプリに頼りっぱなしはダメです。サプリだけでやせようなんてサプリを過信してもやせません。
また、腹筋をしてお腹をへこませよう、腕を細くしようとピンポイントで部分やせするのも無理です。脂肪が身体に付くときは、全身に付いていくからです。
3-1.有酸素運動がダイエットに効果的!
有酸素運動は、体脂肪の燃焼だけではなく、呼吸循環器機能の向上もあるといわれています。有酸素運動は、ウォーキング、ジョギング、エアロビクス、サイクリング、水泳などをいいます。
有酸素運動を続けると身体は体脂肪をエネルギー源にして消費するようになります。ウォーキングの前にスクワットや腹筋を等をするとウォーキング中の脂肪が、さらに燃えやすい状態を作ります。
筋トレはダイエットではありませんが、筋肉を鍛えると筋肉の締まった身体になります。筋肉で締まった身体はさらにスッキリとしたボディを作ります。」
3-2.食事は摂取カロリーを抑える!
ダイエットの成功はまさに食事にあるといっても過言ではありません。運動と食生活どちらが重要と聞かれたら食生活を改善する方がより効率的だと思います。
食事を食べるときのポイント
- 1日3食しっかり食べる
- よく噛んで食べる
- 食べる時は野菜から
最も大事なのは摂取カロリーが消費カロリーを上回ることです。摂取カロリーを極端に減らすのは身体によくありません。しかし食事の量を少し減らさなければダイエットは成功しません。
栄養が不足しないように、栄養バランスに配慮して食事をする事が大切です。また、ごはんが好きな人は糖質ダイエットを取り入れるといいかもしれません。
4.まとめ
テレビや雑誌でみるダイエットサプリ。本当にやせられそうだと誘惑に駆られます。でもよくサプリの説明を読むと糖の吸収を抑えると脂肪の分解を促進酢など・・・はっきりやせると書いているものはありません。サプリを飲むだけでやせる・・・は無理だと思います。
また、部分やせをしたいとウエストをひねってもくびれのあるウエストにはなれません。全身の脂肪が落ちて始めてウエスト周りがスッキリするのです。ちょっと筋トレをするとさらに筋肉で締まるので、締まったウエストラインになるかもしれません。
ダイエットは食べる量を抑えるだけではなく消費カロリーを多くすることが大切です。ちょっと食べ過ぎたと思ったら、身体を動かしましょうね。
スポンサーリンク