日本では少し落ち着いてきた新型コロナウイル。手洗いとアルコール消毒は、新型コロナウィルの感染予防のためにと日常生活で当り前になってしまいました。
私の職場に、アルコール消毒液の臭いが苦手だという人がいます。手洗いを熱心に行い、よほどでない限りアルコール消毒液をつけません。あれだけゴシゴシ手を洗っているのだから、まあ大丈夫だろうと職場でもあまり気にする人はいません。
石鹸で手を洗い、アルコールで消毒、この2つをセットで行うことがベストなのだと思っていました。
でもいろいろ調べてみると手洗い後のアルコール消毒は必要ないようです。今回は手洗いと消毒、消毒し続けると手荒れがひどくなる、ということについてご紹介したいと思います。
目次
1.手洗い+アルコール消毒は不要!
手洗いとアルコール消毒はまるでセットのように、世の中で横行しています。新型コロナウイルスが蔓延してからは、手洗いと消毒、マスクが3点セットが蔓延防止になる、感染予防になると思っていました。
手洗いとアルコール消毒の両方使わなくても良い理由
手洗いとアルコール消毒が必要な理由は、もちろん感染症に有効だからです。感染予防・除菌には欠かせないといわれています。
しかし厚生労働省のHPで
手や指などのウイルス対策について
1.手洗い
手や指についているウイルスの数は流水による15秒の手洗いだけで1/100に、石けんやハンドソープで10秒もみ洗いし、流水で15秒すすぐと1万分の1に減らせます。
手洗いの後、さらに消毒液を使用する必要はありません
2.アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)
手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液も有効です。
つまり、新型コロナウイルスの手や指のウイルス対策は流水だけでも効果があり、さらに手洗いの時に石けんやハンドソープを使用し流水で洗い流すとさらに効果が高まるということのようです。
親切に手洗い後は消毒液を使用しなくても良いと但し書きまであります。
アルコール消毒液は流水で手洗いができないときに使用すると良いと書いてありますので、建物に入るときに消毒するのは効果があるということです。
しかし手洗いとアルコール消毒はダブルで使う必要はないということのようです。
石けんによる手洗いの効果
新型コロナウイルスやインフルエンザなどは、石けんで病原菌を除去する効果があることが分かっています。石けんもアルコール消毒も同等の効果であるということもすでに科学的検証済みだそうです。
石けんによる手洗いで十分、ウイルスを洗い流す効果があるので、さらにアルコール消毒は必要ないのです。
ノロウイルスのようなアルコール除去できないウイルスでも石けんによる手洗いで一定の効果を得られようです。
2.消毒用アルコールは危険物!
消毒用アルコールは、石けんで手洗いをして流水で洗い流せないときに有効です。商業施設を始め、様々な場所にアルコール消毒がおいてあります。外から建物内に入るときはいちいち手を洗わないので、手や指の消毒には有効です。
またいろいろな人が施設内のもに触れていますので、消毒をしておくと安心です。また日常で使用するものなどをアルコール消毒している人も多いと思います。
生活用品、台所用品、ドアやテーブル、椅子など様々な場所でアルコール消毒が行われています。外で食事をするとお店の人はテーブル、椅子などすべて消毒して大変だろうなと思います。
消毒用アルコールとは
.今更言うまでもなく、皆さんよくご存じのアルコール消毒のアルコールはエタノールを指しています。アルコールにはいろいろ種類がありますが、消毒用に使われるのは濃度が70%以上95%以下のエタノールです。
消毒用アルコール大量保存は危険物になる
消毒用アルコールは消防法上、「危険物4類アルコール類」に該当します。貯蔵の仕方や取り扱いには消防法の基準が適用されます。
- アルコール濃度が60%以上の水溶液は、消防法が適用され、使用する時には注意が必要です。
- 指定数量が400リットル以上のとき、消防法が適用されます。貯蔵や取り扱いには消防署に申請が必要です。
最も一般家庭で、大量に貯蔵する事はないと思いますが、たくさん買って保存しているという方は注意が必要です。
消毒用アルコールを手や指につけるときの注意
アルコールをさっと手にかけると安心してしまい、適当に乾かしていませんか?実はアルコールを手にかけるだけでは不十分です。
アルコールを手にかけたら、手によくすり込まなければ効果がなくなります。厚生労働省のホームページにもよくすり込むようにと記載されています。
3.アルコール消毒を使うときのデメリット!
アルコールの臭い
アルコール消毒液は、独特な臭いがするので、苦手な人も多いと思います。消毒用エタノールは無水エタノールを70~80%に薄めたものがウイルスなどの筋に最も効き目があるといわれています。
ちなみに強いお酒で日本酒は15%、焼酎やウイスキーは25~35%ぐらいだそうです。それに比べて、アルコール消毒は70~95%の濃度があります。スプレーをしたとき、鼻の粘膜や口から吸い込んでしまいます。
アルコールがにが手な人は、臭いでちょっとくらくらする事があるかもしれません。アルコールを多く吸ってしまうとお酒に酔ったような感じになる事があるかもしれません。
アルコールで除菌!と熱心にスプレーをかけていると、臭いが気になる人は不快な思いをします。現に賃貸マンションでアルコール消毒の臭いで近隣トラブルが発生しています。
アルコールの臭いが苦手な人は、マスクをしてなるべくアルコールを直接吸わないように気をつけた方がいいでしょう。
アルコール消毒を使い続けると手荒れになる!
手洗いの石けんやハンドソープ、アルコール消毒液は、ウイルスや病原菌を取り除くのに有効です。
石けん・ハンドソープ・アルコール消毒で乾燥肌に!
石けんやハンドソープは洗浄力が強く、皮脂表面の皮脂膜まで洗い流してしまいます。そのためバリア機能が低下します。バリア機能が低下すると、皮膚の内部から水分が逃げ出し手、次第に手がカサカサし、乾燥して手荒れになります。
一方のアルコール消毒液は油脂を除去する力があります。皮膚についたアルコールが揮発するとき、一緒に水分が奪われます。そのためひどい乾燥肌になり、バリア機能が低下します。
日常の中で手洗いとアルコール消毒を何度も行います。どちらも肌を乾燥させてしまうのですから、放って置くと手荒れになるのは必然のような気がします。
手荒れ対策
手荒れ対策として
- ハンドクリームをよくすり込むように塗る
- 手のマッサージを行う
- 熱いお湯は使わない
- 洗い物をすると気はゴム手袋をする
湿疹ができたり赤くなったときは、病院で診察をしてもらってください。ゴム手袋は長時間使うと蒸れて、かえって手荒れをひどくすることがあるので注意が必要です。
※ なお、手荒れや手湿疹については過去記事を覗いてみてください
手荒れには皮膚の乾燥と手湿疹がある! - kirakira195のブログ
4.低刺激・低臭・ノンアルコールの除菌剤の紹介
手洗いや除菌の機会が多く、最近手荒れがひどくなってきた、また手荒れが気になるという方に低刺激・低臭・ノンアルコールの除菌剤をご紹介します。
今回ご紹介するのは、ケセラ|【除菌・消臭】微酸性電解水サラリです。
サラリとは
- 除菌と同時に消臭が行える
- 低濃度なのに強力な除菌と消臭
- 薄めずにそのまま使える
サラリの使用材料
サラリは厚生労働省が安全性を確認し食品添加物として使用を認めた機能水を採用しています。サラリは、微酸性電解水を使用しています。
微酸性電解水は、希塩酸を無限膜電解槽で電気分解する事で得られた除菌消臭効果のある水のことです。臭いや刺激が少ないため、季節を問わず使用できる除菌・消臭剤です。
サラリの特長
- 作りたての微酸性電解水を使用
- 水道水感覚で使えるのに除菌パワーは強力 (次亜塩素酸の80倍)
- 薄めずに使える
- 塩素臭がほとんど気にならない
- 拭き取り不要
万が一目や口に入っても無害です。また除菌パワーは製造日から半年間です。
微酸性電解水は、菌やウイルスにふれた瞬間に対象を除菌・消臭します。また除菌・消臭後は、水に戻るため環境に優しいです。
食材・調理器具・玩具・布マスクなどにも安心して使えます。キッチン周り・ドアノブの除菌・スマホの除菌・車内の除菌消臭やお風呂のカビ防止対策にも有効です。
5.まとめ
日常で行われている手洗い・アルコール消毒についてご紹介しました。
- 手洗い後のアルコール消毒は不要
- 流水で手を洗えないときアルコール消毒を
アルコールの消毒を続けると
- 臭い
- 手荒れ
の問題が起こります。そこで臭いもほとんどなく手荒れの心配がないのに除菌・消臭パワーが強い微酸性電解水サラリをご紹介しました。アルコールの臭いが嫌な方、手荒れでお困りの方に安心してお使いいただけると思います。
スポンサーリンク