市役所ので「健康にため水を飲もう」というポスターを見かけました。厚生労働省が「健康のため水を飲もう」という推進運動をしているようなのです。マスク生活も続いていますが、マスクをつけていると意外と喉が渇きます。
病気の人だけではなく、だれもが日常生活でも水を飲むことが推進されています。あらためて水と健康について考えてみました。
目次
1.水とからだの関係!不足すると病気に!
1年ぐらい前にも水が大切だという記事を書いたことがあります。あらためて厚生労働省などが推奨している内容から水の大切さを考えていきたいと思います。
水を飲むのはなぜ大事?水がもたらす身体への効果! - kirakira195のブログ
※ 過去記事です。よかったら参考に覗いてみてください。
1.体液の役割は3つ!生命維持に必要!
人の体には多くの水が含まれていることは、だれでも知っています。成人男性は体重の約60%、女性は55%、さらに新生児は約80%が『体液』と呼ばれる水分でできています。
体液は体内を循環して生命維持に大切な3つの役割を果たしています。
- 運搬
- 体温調節
- 環境維持
1 運搬
酸素や栄養分を身体中に運びます。酸素や栄養分を細胞に届け、老廃物(体内のゴミ)を尿として排泄します。
2 体温調節
体温が上がったとき、皮膚への血液の循環を増やし、汗を出して体温を一定に保ちます。
3 環境維持
生命維持には恒常性維持機能が欠かせません。恒常性維持というのは、外部環境が変わっても生体内環境を一定に保つ働きのことです。真夏の暑さや真冬の寒さでも、常に体温を保つことができるのは、人の体の大半が水でできているからです。新陳代謝がスムーズに行われるよう体液を一定に保ちます。
飲料水などで摂った水分は、腸から吸収されます。その後、体液となって全身を絶えず循環しています。水分が体内を循環することは、生命を維持する上でとても大事な事です。
1-2.体内の水が不足すると健康障害や事故の危険!
体内の水を失う危険
体内の水分が体重の約1%不足するだけで、喉が乾くなどの不快感を覚えます。また約5%の水分を失うとと脱水症状や熱中症の症状があらわれます。さらには、発熱や吐き気、頭痛などの体調不良を感じるようになります。
体内の水分を10%失うと体内のけいれんや循環不全が起こります。中高年で多発する脳梗塞や心筋梗塞なども水分摂取量の不足が大きなリスクの要因になっています。
体内の水分が20%失われると死に至ります。喉が渇いたと思ったときにはすでに脱水が始まっているときです。喉の渇きを我慢するのは危険です。
また、熱中症も水分不足が原因です。昔の先生は、運動中に水を飲むのは良くないという考えがあったようですが、これは間違いです。熱中症にならないようにこまめに水分を補給するのはとても有効で大切な事です。
2.水分補給に必要な量と飲むタイミング!
2-1.水分補給に必要な量は約1.2リットル
厚生労働省は成人が一日に必要な水分は約2.5リットルとしています。そのうち
- 食事で摂る水分 1.0L
- 体内で作られる水 0.3L
を摂取できるので、飲料で約1.2Lの水分補給が必要になります。
水の摂取量と排出量がバランスを保っているとき、健康な状態と言えます。しかし、このバランスが崩れると、様々な体調の不調があらわれます。
水分が不足すると脱水症や熱中症、心筋梗塞、脳梗塞などを発症します。しかし、過剰に摂取すると、腎臓に負担をかけ、むくみの原因にもなります。また多量に水を取り過ぎると水中毒になります。
水中毒は水分を多量に摂取したことで起こります。水を多量に摂取すると体内中にナトリウム濃度(塩分濃度)が低下し「低ナトリウム血症」という状態になり、場合によって命の危険さえあります。症状は、めまい、頭痛、多尿、頻尿、下痢などがあげられます。
一度に多量の水をがぶ飲みするのは、とても危険です。一度にたくさん飲むのではなく、こまめに水分補給を少しずつすることが大切です。
2-2.水分補給が必要なタイミング
喉のかわきは、脱水のはじまりで、体が水を必要としているときです。我慢せず、喉が渇きを感じたら、すぐに水を飲むことが大切です。
特に、水分が不足しやすい4つのタイミングを目安に飲むと良いでしょう
①スポーツの前後
多量の汗をかく、スポーツをするときにも水は欠かせません。運動中に水をとると疲労が増すと言われていました。しかし、運動をしていると多量の汗が流れ出します。水分だけでなくナトリウムなどのミネラルも体外に流れてしまいます。
スポーツの時の適切な水分補給は、脱水症、熱中症、熱けいれんを引き起こさないためにもとても重要です。
② 就寝前と起床後
寝ている間にたくさんの水分が失われています。就寝前、起床後は水分補給が必要です。ただし多量に飲むと頻尿になる事があるので、特に就寝前はコップ1杯を目安に飲むようにするといいでしょう。
③ 入浴の前後
入浴を含めた入浴後1時間は、多量の汗が流れます。入浴後、体は水分が失われたことで、血液が濃縮して血管が詰まりやすくなります。特に高齢者の方は気をつけなければなりません。入浴の前後にコップ1杯の水を飲むのが大事です。
④飲酒の後
二日酔いは肝臓でアルコールを分解するときに発生するアセトアルデヒドという成分が原因で引き起こされます。体が水分不足だとアセトアルデヒドを尿から速やかに排出できません。アルコールは水分ではないので、むしろ体が水分不足になってしまうのです。二日酔いから解放されるためにも、水は欠かせません。
以上4つのタイミングは、特に水分不足になりやすいときです。しかし、喉の渇きはすでに脱水の始まりです。体が要求している時は、すぐに水を飲むことが大切だと思います。
2-3.マスク熱中症には十分な水分補給を!
マスク生活も長くなり、マスクの息苦しさにも嫌気がさしてきています。マスクをしているとマスク熱中症に注意が必要です。だんだん暖かくなってきましたが、これからは特に気をつけなければなりません。
マスク熱中症はマスクの着用により、体の熱が放出されにくくなる事で体内温度が上昇されます。さらに口の中の湿度が保たれることで、水分補給をしなくても体内の水分が十分だと錯覚をして脱水症状を起します。
自覚がなくてもこまめな水分補給が必要です。
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4.まとめ
一日1.2Lの水分補給をこまめにするだけで、健康を維持し、病気のリスクも減ります。お茶、コーヒー、アルコールは利尿作用があり、かえって体内から水が出て行ってしまいます。また、ジュースは、糖分が多いの注意が必要です。
水分補給には水が一番です。これから汗をかいたら、まずコップ1杯の水を飲む習慣をつけるといいと思います。
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