急に寒くなってきたこの頃です。寒くなると暖かいお風呂、特に温泉が恋しくなります。最近はコロナのせいで、日帰り温泉さえままならないのですが、体が冷えると温泉に入りたいと思います。
理由は分からないのですが、家庭のお風呂と温泉は明らかにお湯が違うような気がします。日本では、昔から湯治という言葉があるくらいですから、温泉が体を癒やす効果があるのでしょうね。
温泉に行くとよく脱衣所に温泉の効果効能が貼ってあります。半信半疑でお湯につかりますが、上がって来る頃は体もポカポカして、すっかりいい気持ちになっています。
今回は、あらためて温泉はどうして体によいのか、またどのような効果があるのか等、温泉についてご紹介します。
1.温泉が体によいのは本当!温泉効果で健康に!
温泉が体によいのはなんとなく分かっていましたが、具体的にどんな効果があるのでしょう。湯治は温泉には行って治療するという意味なのでしょうが、何を治療するのでしょうか?
1-1.温泉とは?温泉の泉質とは?
温泉とは、温泉源から採取されたときの温度が25℃以上、地中から湧き出る水、水蒸気、その他のガスで、定められた規定量以上の化学成分を含む物
温泉法より
化学成分は20種類が指定され、基準値を一定以上あるクリアしていなければなりません。また、温泉には、「療養泉」というものが規定されています。
療泉泉とは、温泉(水蒸気その他のガスを除く)のうち、特に治療の目的に供し得るもので
1. 温度源から採取されたときの温度が摂氏25℃以上
2. 7種類の物質からいずれか一つ含まれているもの
このようにキチンと法律で決められたものを温泉、療養泉というのだそうです。また、日本にある主な泉質は10種類ありますが、温泉の泉質は単一ではなく、単純泉を除く9種類は主成分にいろいろな副成分が組み合わされたものです。
日本には有数な温泉が数多くあり、効能効果も含まれる成分で違っています。例えば有名な兵庫県の有馬温泉は、含鉄泉という泉質で鉄を含む刺激の強いものです。疲労回復や健康増進等に温泉効果があります。
1-2.3つの温泉効果は、健康・美容に効能がある
温泉とはそもそも何!ということを説明しましたが、では具体的に体にどのような効果があるのかをご紹介しますね。
いろいろな効果がありますが、大きく分けて3つの温泉効果があります。
- 温熱効果
- 浮力・水力・粘性抵抗
- 含有物の薬理効果
温泉にはなかなか冷めない温熱効果がある
温泉の2つの温熱効果は
- 温泉はすぐに温まる体温上昇効果がある
- 温まった体はなかなか冷めず保温効果が高い
温泉の湯は入浴すると水道水の湯より体温が高くなります。しかも体温は入浴後速やかに上がるため、すぐに体が温まることが分かります。また、お湯からでた後も体温が高くいつまでもポカポカしています。
この温泉の温熱効果を具体的に見てみると
- 体の痛み(疼痛)が緩和する
- 筋肉や関節が改善されるので、腰痛、肩こり、五十肩に効果がある
- 血行が良くなる
- 免疫力を高める
- タンパクの修復機能がある
医学的にも温泉の温熱効果は証明されているそうです。例えば週1回温泉に入っている人は、悪玉コレステロール値が低く、善玉コレステロールの数値が高いというデーターがあります。
さら血行が良くなり血行が良くなり、血管を若返らせると言われている物質の一酸化窒素(NO)が増えます。さらに温熱効果によって血管が広がり血流がよくなるので、高血圧の予防に効果があるといわれています。
ポカポカと温まる温泉、湯から上がってもいつまでも体が熱く、とても気持ちがいいです。家のお風呂は、寒いときは湯冷めをしないかと心配ですが、やっぱり温泉はいいですね。
浮力・水圧・粘性抵抗の物理作用の温泉効果
私がよく行く温泉に立ち湯があります。全身首まで立ったままお湯につかります。とても気持ちがいいのですが、このお湯から上がるときは、体全体がとても重たくて感じます。体が鉛のように重く感じるのに、背筋が伸びて、腰の痛みが取れたように思われます。
湯船につかると浮力が働いて気付きませんが、大きな水の圧力が体にかかります。この水圧が、マッサージ効果や抵抗、むくみの改善になるそうです。湯船が深ければ深いほど、体にかかる水圧は大きくなるわけですから、立ち湯から出て体が重たくなるのは当然かもしれませんね。
この立ち湯に入った後は、肩こりや腰の痛みが緩和され、背筋もぴんと伸びる感じがします。これは、あくまでも私だけの感想です (*^o^*)
温泉に含まれる物質の薬理効果
温泉にはさまざま物質が含まれています。これらの物質が体に働きかけ、体の不調の改善につながります。温泉効果の一つ、薬理効果も温泉の魅力です。
例えば、重曹(炭酸水素ナトリウム)、食塩(塩化ナトリウム)等の成分が入っている温泉は、保温や温熱作用の持続時間が長く、痛みが緩和している時間が長くなります。
また、二酸化炭素や硫化水素が含まれていると、血管が拡張されるのため末梢血液の循環がよくなり、冷え症が改善されます。また、高血圧が軽度の人は、降圧作用がが見られるそうです。
酸性泉には殺菌効果があり、さらにマンガンやヨードなどの含有物が加わると、ニキビやアトピー性皮膚炎に効果があります。
またアルカリ性の温泉は、石けんと同じ働きで、皮膚表面の角質や皮脂をはがします。肌がつるつるなるため、いわゆる美肌の湯といわれている温泉効果があります。
このように温泉の泉質により、体に働きかける効果が異なりますが、いずれも温熱効果の作用と薬理効果が体によい働きをしてくれます。
また、たまに温泉お湯を飲むことができる飲泉というのを見かけますが、飲泉は化学物資が入った温水と同じで、クスリを服用するのと同じです。
温泉で心のバランスを!
昔から日本には湯治と言われている温泉療法が行われてきました。温泉地に一定期間滞在すると、体のバランスが正常値近づく「総合的生体調整作用」というのが働きます。
総合的生体調整作用は、温泉地や温泉による軽い刺激が、体内ののホルモンや自律神経に働きかけ、乱れた生体機能を本来のリズムに整える作用のことを言うのだそうです。
内分泌や免疫の機能はストレスを受けやすいので、忙しい人ほど温泉に行って見るとリラックスできると思います。
2.別府温泉の魅力
日本三大○○温泉というと、日本全国に有名な温泉があり、本当のところは何が三大○○なのか分かりません。私は東に住んでいる人間ですから、生まれ故郷の登別、草津・・・などがすぐに浮かぶのですが・・・日本は温泉の宝庫ですから知らないところもたくさんあります。そもそも三つぐらいではおさまらないくらい、日本には名湯が多いと思います。
今回は源泉数の多い事で知られている、別府温泉について少しご紹介しようと思います。日本にある温泉の泉質は10種類ですが、そのうちのすべての泉質が別府温泉で確認されています。
別府温泉は「別府八湯」と呼ばれ、数百ある温泉が主に8カ所に固まる形で分布しています。また別府八湯は、それぞれに泉質の違いがあります。
大分県別府市にある温泉は、源泉数、湧出量ともに日本一で、別府周辺にある別府八湯のすべての総称として「別府温泉」といわれています。
別府温泉は、様々な泉質の中でも代表的なのが「単純泉」と「塩化物泉」です。単純泉は刺激も少なく、リラクゼーション効果があります。
また、塩化物泉は塩分を含んでおり、保温効果が高い泉質です。保湿、血行促進、ホルモンの働きの促進、殺菌効果などがあります。
別府にはなぜ多くの温泉が存在するのでしょう。それは、別府の温泉は地下水がマグマの熱であたためられたものが温泉となっています。火山活動が盛んな場所に位置しているため多くの温泉が存在しています。
別府八湯、いろいろな泉質の温泉があり、湧出量も多く、源泉のほとんどが42℃以上の高温泉に分類されています。様々な温泉効果が期待できる名湯の別府温泉、行ってみたいですよね。
3.限りなく別府温泉に近い入浴剤で温泉気分を!
一言で別府と言っても、縦に長い日本では、東に住んでいるととても遠くに感じます。それにコロナ禍で思うように外出もできず、「ああ~、温泉行きたい!」と巣ごもり生活でイラッとしているこの頃です。
私のように温泉に行きたい、でも・・・今は!と思っている人も多いと思います。もし、自宅のお風呂が限りなく温泉に近くなる・・・としたら、ちょっとうれしいですよね。
今回は、家の浴槽に入浴剤を入れるだけで、限りなく別府温泉に近いすごい入浴剤をご紹介したいと思います。
別府八湯に「明礬温泉(みょうばんおんせん)」というところがあります。明礬温泉は、硫黄の臭いが漂う温泉地です。藁葺き屋根の小屋が目印で、長い歴史がある温泉です。泉質が豊富な温泉で、温泉好きには人気があります。
この別府明礬温泉の湯ノ花エキス基材を配合された入浴剤がるんるんの湯 です。
3-1.入浴剤「るんるんの湯」の特徴
別府温泉入浴剤「るんるんの湯」 の特徴はなんと言っても「湯ノ花エキス基材」配合の限りなく温泉に近い入浴剤という点です。
湯の花ってよく聞きますが、そもそも湯の花とはなんでしょう。湯の花は、地下から湧き出してきた熱い温泉成分が、空気に触れて一気に冷めて固まったものです。つまり湯の花は、「温泉成分のかたまり」のことなのです。
別府温泉の湯の花は、別府市では天然記念物、国の重要無形民俗文化財に指定されています。その作り方はなんと約400年前の江戸時代から受け継がれているそうです。職人さんの熟練した技術で3ヶ月くらいかけて作られているのだそうです。
特に明礬温泉では、湯ノ花小屋という藁の掘っ立て小屋が建てられ、その中で湯ノ花が作られています。
その湯の花のエキスが、たっぷり入ったお家で温泉を楽しめるようにと作られた入浴剤が「るんるんの湯」です。日本にはたくさんの「温泉」をイメージして作られた入浴剤が販売されていますが、残念ながら実際の温泉とは異なります。
写真は明礬温泉の湯ノ花が作られている「湯ノ花小屋」
だからこそ温泉にこだわり、「湯ノ花エキス基材」を配合した、温泉に限りなく近い入浴剤 なのです。
3-2.入浴剤「るんるんの湯」のオススメポイント
温泉に限りなく近い入浴剤「るんるん」のオススメポイントは
- 肌の弱い人でも安心
るんるんの湯を入れると、お湯が弱アルカリ性になります。弱アルカリ性の温泉は、肌がつるつるになる「美人の湯」です。人工の香料などは一切不使用で、ビタミンB2が配合されています。
だから、肌の弱い人や赤ちゃんにも安心して使用してもらえます。
- 温泉の温熱効果がある
温泉の大きな特徴である温熱効果があります。そして特徴的なのは「るんるんの湯」を入れるとお湯がとろっとしたお湯ざわりになります。38℃~40℃のお湯に15分ほどゆっくりつかると、湯上がり後はまるで温泉に入ったかのようにいつまでもぽかぽかしています。
ゆっくりつかることで、気持ちもリラックスします。
3-3.るんるんの湯で浴槽を傷める心配はない
入浴剤を使用すると浴槽が傷むのではと心配になります。しかしるんるんの湯 は、硫黄成分を一切使用していません。風呂釜や浴槽を傷める心配は一切ありません。
もちろん髪を洗うこともできますし、残り湯を洗濯に使用しても衣類を傷める心配はありません。
3-4.入浴剤「るんるんの湯」の効能
湯の花エキス入浴剤「るんるんの湯」 は、こんな方にぜひ使っていただきたいと思っています。
- 疲れがたまっている人
- 冷え症の人
- 肌荒れや肌の乾燥に悩んでいる人
- 産前産後の人
- 赤ちゃんの入浴剤を探している人
また、別府温泉入浴剤「るんるんの湯」 の効果は、
以上17項目の効果効能が認められています。
別府温泉の「湯ノ花エキスを基材」にした入浴剤「るんるんの湯」は、寒いこれからの季節にまさにぴったりの入浴剤だと思います。温泉は体を温めるだけでなく、心のリラックスをもたらしてくれます。健康効能も加えると、本当に温泉ってすごいなと思います。
4.まとめ
寒い季節、疲れた時、体があちこち痛むとき、お風呂は本当に気持ちがいいものです。まして温泉はなおさらです。温泉大国日本は、本当によい国で、様々な泉質の温泉が全国に豊富にあるのは、本当に幸せだと感じますね。今回は温泉の効果や、別府温泉のご紹介をしました。さらに家庭で別府温泉を楽しめる入浴剤をあわせてご紹介しました。
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