八月に入り、少し涼しくなるのかなと思う日もあります。しかし、まだまだ残暑は続き、厳しい暑さととの戦いは続きます。先日、暑熱順化という聞き慣れない言葉を耳にしました。
早速調べて見ると、体を少しずつ暑さに慣らしていくことと環境省の熱中症予防情報に書いてありました。どうも熱中症にならないための予防のようなのです。
体を熱い温度にならす方法はいくつかあり、またその効果籾止められているそうです。まだ厳しい残暑の暑さを乗り切るには、ぜひ試して見たい方法だと思いました。今回は暑熱順化とは、また暑さに慣れるためには何をしたら良いかなどをご紹介します。
目次
1.夏の暑さに強くなる暑熱順化とは?
1-1. 暑熱順化とは暑さに慣れる体作りのこと
日本気象協会は、2013年以来熱中症に対する正しい知識と認識を一般に広げる熱中症ゼロへのプロジェクトを推進しています。その中で提唱されているのが暑熱順化です。
暑熱順化とは、環境省によると体を暑い環境下に少しずつ慣らしていくことです。それには運動による方法と環境温度の設定を見直す2つの方法があります。
ヒトの体は外気温に対し、体温調整を行っています。だいたい約37℃で保たれるようになっています。しかし、急激な温度変化では、体温の機能がうまく働かなくなってしまいます。
体に熱がこもると熱中症にかかるため、水分補給や塩分補給、それに温度変化に対応するための体力作りが必要になります。
暑さに強い体になるには?
暑さに強い体になるには、皮膚血管が拡張し、循環血液量が増加するとなるそうです。(環境省報告による)
暑熱順化すると体温がそれほど上昇しなくても皮膚血管が拡張し、放熱しやすくなります。また循環血液量が10%増加するには、運動機能を向上させ、体内の熱を放出させなければなりません。
つまり暑熱順化は、ヒトの放熱機能を高め、暑さに強い体になる事なのです。
1-2.暑熱順化した体の4つの効果
環境省の報告によると暑熱順化した体について4つの効果を上げています。
- 発汗量が増える
- 汗に含まれる塩分濃度が低下する
- 皮膚血管が拡張
- 循環血液が増加
発汗量が増えたり、塩分濃度が低下すると暑さに強くなり、熱中症にもかかりにくくなるのです。
2.暑熱順化をする様々な方法とは?
2-1. 運動で汗をかきやすい体質に!
運動によって暑さに慣れる方法は、様々な研究成果が立証されています。夏の暑い時期の甲子園、今年のオリンピックなど、素人には「暑い中無謀じゃない!」と思ってしまいます。
しかし、意外なことに運動選手は暑さの中で激しい運動をしているので、私が大丈夫?と心配することがないようです。暑い環境下で運動をすると体内の血流が増加し、皮膚から熱を発散させる能力が高まるそうです。
この状態を維持すると適切な発汗が促されるそうです。だから暑いときにも体温を調節する機能が効率良く働くのです。
運動で暑熱順化、熱中症にかかりにくくなる
運動を続けていると、あまり体温が上昇しなくても汗をかきやすくなります。汗をかくと皮膚の表面から気化熱が奪われるので、体温の上昇を妨げます。だから、運動選手は、あんなに激しい運動をしても熱中症にかからないのですね。
熱中症は、体温が上昇することで起こります。汗をかきやすくなれば、熱中症になりにくくなります。
暑熱順化の効果がある運動とは?
暑い時期の運動は、朝早くが適しています。手軽なのはウォーキングや軽いジョギング。しっかり汗をかき、その後シャワーなどでさっぱりするといいでしょう。
運動は10分程度からでも大丈夫です。適度な水分補給や塩分補給をしながら、汗をかくことを意識します。強度が強くなればなるほど暑熱順化は早く完成するといわれています。
しかし、個人の体力合わせて無理なく続けられることが大切です。ラジオ体操や日常で体を動かすことからはじめて見るといいでしょう。
できれば少し暑い環境でウォーキングなどの有酸素運動がとても有効です。毎日30分ほど行うと約2週間後には暑さに体が慣れてしまいます。運動によって発汗を促すことができると体温調整機能はしっかり働くようになります。
2-2.環境温度の設定を見直す
暑さに慣れるのには、運動で体を慣らす方法と環境を見す方法があります。外気温は高いのに、室内は何かを羽織らなければならないほどエアコンを涼しく温度設定をしていることがあります。
外気温と室温の差が大きいと体はストレスを感じてしまいます。寒くて震えるような部屋の中にいては、第一発汗作用が機能しなくなります。
発汗機能を弱めないためにも冷房の温度設定は高めにした方がいいです。また、すぐに冷房に頼らず、扇風機や除湿機能などで対応することも大切です。
2-3.入浴で汗をかいて暑熱順化を!
手軽な方法として入浴でも暑熱順化を進めることができます。まず40℃程度のぬるめのお湯に肩までつかります。目安は10分~15分。汗が額にじんわりとにじんでくるくらいが目安です。
最初は発汗したら、すぐにお湯から出ましょう。少しずつならして10分~15分ぬるめのお湯になれていきます。
毎日汗をかく入浴を1日1回行う事で、暑熱順化することができます。特に入浴の前後には十分な水分を取ることが大切です。
3.まとめ
毎年夏、甲子園の野球をみていますが、なんでこんな暑いときに・・・とテレビを見ながらいつも思っていました。しかし、いつも訓練している球児たちは、暑熱順化ができていたのですね。今年のオリンピックも熱中症で選手が倒れるのでは・・・と思っていたのですが、選手の人たちは背一杯プレーをできたのは、日頃から暑さに慣れて汗をしっかりかけているからなのですね。
普段の生活でも暑熱順化ができるので、日頃から汗をかくことを意識して生活したいと思います。熱中症対策にもなりますし!日本の夏はむしむししてとにかく暑いですから、なるべくしっかり汗をかきたいと思います。また汗をっかうことが大切なんだなとも思います。
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