毎年梅雨になると私も娘も頭痛に悩みます。それも天気が変わる度に頭痛がするので、毎年梅雨は嫌だなと思っています。
梅雨に入るとじめじめし、天気が悪いのに異常なほど蒸し暑いと感じることがあります。空気がモヤモヤし、なんとなく体が重くてだるい感じがしたり、頭痛がしたりする人も多いそうです。
また、ケガの古傷がずきずきしたり、関節や腰が痛くなることがあります。特に梅雨の時期には体に様々な症状が現われ、不快な思いをして過ごす人も多いと思います。梅雨は意外と長く、梅雨明けまでには気候がめまぐるしく代わり、体調管理の難しい季節でもあります。
梅雨の時期に良く出る体の症状とその原因や対策についてご説明します。長雨の中、体の調子が悪いのは辛いです。少しでも参考にしていただけたら幸いです。
目次
1.梅雨の時期の体調不良は、湿気の多い気象が原因!
天気によって体調をこわすことがありますが、特に梅雨の時期には体調が悪くなる人が多いようです。
1-1.低気圧がもたらす湿気で体調を崩す
気圧でもたらされる体調の症状!
梅雨時によく見られる痛みや症状は人によっても違いますが、主な痛みや症状は以下の通りです。
- 頭痛
- 関節痛・腰痛
- 体がだるい
- 体がむくむ
梅雨時になぜ痛みや体調が悪くなるのか?
- 体のだるさ・疲れ・イライラ
梅雨時は、低気圧の日が続きます。低気圧の時は、自律神経のバランスが崩れて、体をリラックスモードにする副交感神経が優位になりやすくなります。そのため体が活動的にならず日中体のだるさを感じるようになります。
またすぐに疲れを感じたり、倦怠感が起こるのも梅雨時の特徴です。眠っても疲れがとれない、朝から疲れを感じる人もいるようです。
また、仕事や勉強に集中力がなくなり、イライラしたり、憂鬱になったりする事もあります。
- 痛み
また頭痛や関節痛などの痛みは、気圧が低下することが原因です。気圧が低下すると体は、その変化に順応しようとします。そのため血圧や心拍数が速やかに上昇します。血圧や心拍数が上昇するのは、交感神経が優位になった状態です。
交感神経が活発化することにより、血管収縮や副腎髄質からアドレナリンが放出されます。「感覚受容器」や「冷受容器」の反応を高めるため痛みが増すと考えられます。
また頭痛を感じる多くの人が同時にめまいやひどい肩こりの症状を訴える人も多いようです。
1-2.梅雨で体調を崩す気象による原因
これらの梅雨時の不調は、気象に原因があります。
梅雨で体調を崩す原因
- 気温の寒暖差による
- 気圧が低い
- 湿度が高い
- 日照不足
気温寒暖差で体温調整ができず不調に
梅雨に当たる6月~7月は全国的に気温が上がります。先日ラジオで天気予報を聞いていると、沖縄は最高気温が34度最低気温が28度、釧路は最高気温19度最低気温15度といっていました。長い日本列島では北と南ではずいぶん気温が違うのだなと妙に感心してしまいました。(*^▽^*)
一般的に梅雨は急に暑くなるというイメージがありますが、雨が降るととたんに肌寒さを感じたり、雨が上がった後は一気に蒸し風呂のような湿度の高さを感じたりと寒暖の差が大きく変化します。
特に昼夜の気温差が激しいこともあり、体温調整が追いつかず体に不調を起しやすくなるようです。
気圧が低いと低気圧不調を引き起こす
気圧が低い状態が続きやすい梅雨の時期は、気圧低下により体調が悪くなる「低気圧不調」を起しやすくなります。気圧が低いと体内の水分バランスが崩れやすくなります。
気圧が低くなると体内の水分のバランスが崩れ、必要以上に水分を増やしてしまうと考えられています。そのため血管が拡張したり、自律神経が乱れる原因になります。
例えば脳内の血管が拡張すると周りに神経を圧迫し、炎症を起します。その結果頭痛が起こります。まただるさやめまいを訴える人がいますが、自律神経の乱れが原因になっています。
湿度が高いと胃腸に影響
湿度が高いと、体内に必要以上に水分をため込むため、むくみやだるさの原因になってしまいます。特に湿気による不調は胃腸が弱っているときに起こりやすいといわれています。そのため食欲不振、食欲減退や下痢などを起しやすくなります。
胃腸が不調だと感じたら、胃腸を弱らせる食材を避けることが大切です。冷たい物、生もの、甘い物などを避けるようにしましょう。
日照不足でイライラしたり不安になる
人は日光を浴びることでビタミンDを生成します。しかし梅雨時は曇りや雨の日が続くためビタミンDが欠乏しちゃすくなります。ビタミンDが欠乏するとカルシウムの吸収率が低下します。
また日光に当たるとセロトニンの分泌が活発になります。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、人が積極的に行動を起したり、快活な気分をもたらしてくれます。しかしセロトニンの分泌が減るとイライラしたり、気分が落ち込んだりと精神面の不安や不調の原因になります。
2.梅雨時の体調管理のしかた
梅雨時の不調を避けるため、湿気の対策をしっかりする事が大切です。湿度や温度差などが原因で体調を崩しやすいのですから、湿気対策や温度の管理などを行い必要があります。
2-1.湿気対策は冷房ではなく、除湿で管理!
夏の冷房温度が取りざたされますが、正直言ってとても暑いときには国や自治体が言う28度では暑くて・・・と思う人もいるのではないでしょうか?
でも朝から除湿にしていると意外と部屋は涼しくなり、冷房にしなくてもわりと快適に過ごせます。特に湿度が高い時期には本当に効果的だと思います。
元々湿度が高くなっていると外はモヤモヤとした水分の多い暑さです。そこに部屋の中でがんがん冷房をかけると、冷房で冷やされてしまいます。夏場の暑い時期ですが、梅雨の時の不調は冷えが原因だといわれています。
冷房ではなく除湿にすることで、比較的極端に冷えるのを防ぐことができます。体に何か薄手の物を羽織るとか、家では靴下をはくなどの工夫で、体を冷えから守ることができます。
湿気で胃腸が不調の時は食べ物と飲み物に気をつける
胃腸が不調の時は胃腸を弱らせる冷たいもの、生もの、甘い物などを控えたほうがいいでしょう。具体的には氷がたくさん入っている飲み物を1日に何倍も飲んだり、アイスなどの冷たい物を何個も食べたりしないことが大切です。
冷たいものは胃腸を弱らせるだけではなく、体を冷やすため体調を崩しやすくなります。飲み物は、できるだけ常温のものか、温かい物を飲むなどの一工夫が必要です。
胃腸を元気にする食べ物は、コショウや唐辛子、参照などの香辛料が胃腸を温めてくれます。サヤインゲン、空豆、トウモロコシなどは胃腸の湿気を取り、利尿を促すため胃腸を元気にしてくれます。
発汗を促すしょうが、湿気で痰が絡みやすくなりますがきのこ類、海藻類、タマネギ、大根などが痰を取り除く食材として有効です。
体を冷やさないために有効な事
体を冷やさないためには
- 体を冷やさないようにぬるめのお湯で入浴する
1日の疲れや体の冷えを体の芯から温めてくれます。38度~40度ぐらいのぬるめのお湯で半身浴するのが効果的です。
肩や首の緊張で起こる緊張型の頭痛の場合、冷えを解消することで症状が改善されます。湯船につかることで全身の血行が良くなり筋肉の緊張がほぐされます。
2-2.梅雨時の不調対策として有効な事
梅雨時の不調に有効なのは
- 就寝前には目元を温める
目元を温めるとリラックス効果があります。リラックスする事で副交感神経に切り替わります。特に目元が心地よいと感じるのはお風呂と同じ40度前後です。
- 耳を回すマッサージ
耳の血行が悪いと内耳のリンパ液も一緒に滞り、気圧の変化によって生じるめまいや頭痛などの症状がでやすいといわれています。そこで耳の血流を良くするマッサージをオススメします。
- 耳を上下、横に各5秒ずつ引っ張る
- 耳の横をつまみ軽く引っ張りながら後ろへ5回ゆっくり回す
- 耳の上側と耳たぶの上下を親指と人差し指で折り曲げ5秒間キープする
- 耳全体を手で覆って後ろに5回ゆっくり回す
3.まとめ
梅雨明けまでには、もう少し時間がかかりそうです。大雨や気象の変化が激しい時期ですが、なんと言っても閉口するのは湿気の強さ。じめじめとした不快な暑さは、体調を崩す原因にもなります。特に体の冷やしすぎには、注意が必要です。胃腸の不調の原因も冷たい物を取り過ぎるからです。暑いからといって、冷やしすぎないように気をつけましょう。暑い夏が来る前に体調を整え、暑さを乗り切れるだけが体力をつけておきたいですね。
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