春先は空気が乾燥し、外はほこりっぽくなります。それに加え、空中を飛び交う花粉が、肌の皮膚だけではなく髪の毛や頭皮にも付着します。また、日によっては急激に温度が上がる日もあり、汗や皮脂などの分泌が多くなります。
放って置くと髪の毛の臭いが気になります。春は寒い季節が終わり、気温も上昇していくことから、汗や皮脂の臭いに加え、強い日射しも気になります。
今回は春に起こる頭皮やヘアトラブルに紹介したいと思います。春に起こりやすいヘアトラブルや頭皮トラブルの原因は何か、また トラブル解決はどうしたらいいのかなどをご紹介します。
【目次】
1.春の気候は不安定!まだ乾燥にも要注意!
季節の変わり目は、日によって寒暖差があります。桜が咲く季節でさえ、「花冷え」といわれ、お花見を震えて見た!という経験はないでしょうか?また、春は風の強い日もあり、「歩くのが大変だった!」という日もあります。
春の気候の不安定は身体に大きな負担やストレスを与えます。ストレスは、身体のバリア機能を低下させ、身体や肌、精神的にも不調をもたらします。特に乾燥による肌のトラブルや頭皮のトラブルんは、まだまだ油断ができません。
また春は、花粉が飛び交う季節です。髪の毛に付いたり、毎朝襲ってくるモーニングアタックで、辟易としている人も多いのではないかと思います。身体の代謝機能が低下し、肌や頭皮に付く花粉によって、乾燥をしてしまします。
冬が過ぎても春先は特に乾燥に気をつけなければなりません。乾燥による頭皮や肌のトラブルは、冬と同じように要注意です。
また春から初夏にかけても不安定な気候が続きます。急に気温が高くなったり湿度が上がる日があります。汗や皮脂が肌や頭皮に残り、汗の臭いや頭皮のにおいになってしまいます。
春は季節が寒い時期から暑い夏への橋渡しの季節。そのため春の気候はとても不安定です。大きな気候の変化によって、頭皮やヘアが影響を受けトラブルをおこすことが避けられません。
2.春に頭皮やヘアダメージが起こる理由!
春に頭皮やヘアダメージが起こる理由はいくつかあります。その中でも春は気候の変化も大きいのでその影響がもっともあるのではないかと思います。不安定な気候にあわせ具体的にどんな理由で頭皮やヘアにダメージを与えるのかをご紹介しますね。
春にヘアや頭皮にダメージを与える4つの理由
- 気候の変化
- 紫外線
- 花粉
- ストレス
2-1 春は気候の変化大きい!乾燥から高温多湿へ!
春の初めは、寒さも残り、風も強く花粉も多く飛びます。しかし、春は中盤から初夏にかけて高温多湿、温度が上がり日本特有の湿度に見舞われます。めまぐるしく気候が変わり不安定な状態の中、頭皮やヘアもダメージを受けてしまいます。
春の初めは乾燥に注意!バリア機能の低下でダメージが!
冬から春にかけての季節の変わり目は次のようなダメージがヘアや頭皮にあります。
- 乾燥
- 頭皮に赤み
- かゆみ
春になると頭皮のかゆみを訴える人が多くなります。春になって少し陽気がよくなり、暖かい日が続くようになります。すると副交感神経が活発化し、身体の血液の流れが良くなります。
また春のはじめはまだ寒い日もあります。また、逆に夏が近づいて暖かい日が来ると冷房をつけることもあります。まだ 寒さの残る春の初め、暑くなり始める初夏の冷房は、身体の冷えとともに頭皮も冷やしています。
冷えると頭皮は血行不良を起こします。血行不良によって乾燥してしまいます。そのため頭皮のバリア機能が低下してしまい、頭皮の炎症やフケ、かゆみを引き起こしてしまいます。
高温多湿になると頭皮が脂っぽくなり頭皮の臭いが気になる
夏が近づくと一転して、湿度も高く気温も高い、じめじめした高温多湿の気候になります。頭皮が乾燥から一転して今度は脂っぽくなってしまいます。
脂っぽくなるのは皮脂が過剰に分泌され、汗は毛穴を詰まらせてしまいます。そして、頭皮の臭いや抜毛が気になります。
頭皮がべたべたするとフケやかゆみがひどくなります。大きなかさぶたが繰り返しできる場合もあります。このかさぶたが繰り返しできるのは「脂漏性皮膚炎」という病気の疑いがあるそうです。
この高温多湿の時期のシャンプーは特に気をつけて健康な頭皮の維持に気をつけないと、頭皮の臭いやヘアの脂っぽさが目立ち、周りを不快にするかもしれません。
2-2.紫外線対策は3月から! 頭皮も日焼けする??
紫外線は年中あるものだけれど、気をつけるのは夏!だと思っていませんか?紫外線が多く出るのは3月からで、紫外線対策が夏では遅すぎるのです。4月の紫外線量は、1月の2倍以上も増えています。
頭皮が無防備であれば、頭皮も肌ですから、当然日焼けをします。頭皮が日焼けすると頭皮は真っ赤になり、ひどい場合は体の皮膚と同じように皮がむけてしまいます。普段頭皮をあまり見ないので、知らないうちに日焼けしている場合があるかもしれませんね (>。<)
頭皮も日焼けをすると当然大きなダメージを受けます。しかも体より太陽に近く、直接日の光を浴びるわけですから、体の約3倍もの紫外線を浴びるといわれています。
紫外線でダメージを受けた頭皮は、ひどく乾燥してしてしまいます。さらに髪の毛があるため、雑菌も繁殖しやすくなるため、フケやひどいかゆみに襲われます。
紫外線のダメージを受けた髪は、水分やたんぱく質が流れ出します。そしてパサパサした髪やゴワゴワした髪になります。ツヤがなくなり、枝毛や切れ毛になりやすくなります。
さらに紫外線は頭皮の老化も進みめる、毛穴奥の毛髪製造工場である毛母細胞を傷つけます。毛母細胞がダメージを受けることで抜毛や薄毛の原因になるといわれています。
無防備なままで強い日射しに出るのは、頭皮やヘアにダメージが与えられます。その結果、抜毛や薄毛、白髪などを招く事になってしまいます。必ず紫外線対策をしてから、外出した方がいいようです。
2-3.花粉による頭皮のかゆみ
春は温度や湿度が落ち着いて、過ごしやすいのですが、風が強く、ほこりや花粉が飛び散り、髪に付着しやすい季節でもあります。花粉は鼻水や目のかゆみだけではなく、髪や頭皮にも付着します。
髪や頭皮に付着すると、かゆみやフケを引き起こします。頭皮がかゆいと思ったら、花粉が原因かもしれません。家に入るときは、ブラシで髪の毛をとかしてから入るようにすると頭皮や髪に付いた花粉を払うことができます。
2-4.春は新生活のためストレスも多い!ストレスによる抜毛が多い!
新入社員の入社式、人事異動、引っ越し、家族の入園、入学、と春は新生活が始まる季節です。何かと忙しい春はこのように、新生活が始まる人も多く、ストレスがたまりやすくなります。
ストレスは、自律神経やホルモンのバランスを乱すため、抜毛の大きな原因になります。ストレスをなくすよう、栄養、睡眠をしっかりとり、運動などを始めてみるのもいいかもしれません。
3.頭皮のダメージやヘアダメージを防ぐケア方法!
頭皮のダメージや髪の毛のダメージをなくすためには、春の気候が不安定である事をよく考える必要があります。乾燥と高温多湿が背中合わせのように起こる気候。もちろん肌もしっかりケアが必要です。
頭皮は髪の毛があるので守られているようですが、髪の毛にはほこりやゴミも付きやすくケアを怠るとたちまちバリア機能が低下してしまいます。
3-1.頭皮やヘアダメージに起こる原因を解決!
春の乾燥、高温多湿、花粉症の解決方法ははシャンプーに工夫
気候で起こる頭皮の乾燥、べたつき、花粉の対処は、シャンプーをしっかり行うことがヘアケアができます。
シャンプーの手順
- ブラッシング
まず、髪を洗う前にブラッシングをします。髪表面のほこり、花粉を落とすことができます。ブラッシングをすると、頭皮の汚れが浮き上がってきます。
- ぬるめのお湯で髪と頭皮を予洗いをする
シャンプーをつける前に38度ぐらいのぬるめのお湯で、頭皮と髪をしっかりすすぎます。予洗いで髪に付いているほこりや花粉、皮脂の汚れをあらかじめ洗い流してしまいます。
- さくらんぼ大のシャンプーの量で洗う
できるだけ保湿効果のあるシャンプーを使うようにしましょう。シャンプーの量はサクランボぐらいの大きさが目安です。指の腹を使い、頭皮をもみほぐすように洗います。
- すすぐ時間はシャンプーの2倍の時間
シャンプーが終わったら、泡が残らないようにすすぎます。時間はしゃん倍ぐらい掛けます。髪の生え際や襟足は念入りにすすぐようにします。
- ドライヤーは短時間で
シャンプー後はタオルでしっかり水気を拭き取り、短時間でドライヤーをかけます。ドライヤーを使うときは髪に近づけすぎないことです。ドライヤーの熱で髪の毛が痛む原因になります。最後に必ず冷風を当て、クールダウンを忘れないようにします。
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ストレス解消には運動!運動をするなら有酸素運動を!
ストレス解消にもっとも有効と言われているのが有酸素運動です。体が温まり、20分ぐらい続けられる運動が良く、少し汗ばむくらいの運動量が理想的です。ウォーキング、サイクリング、ヨガや、ジムなど自分にあった運動を方法を見つけてストレス解消をするようにしましょう。
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3-2.春のヘアケア!頭皮ケアには頭皮マッサージを!
頭皮の血流が滞ることでバリア機能が低下し、頭皮の乾燥が起こります。皮脂が多く分泌された高温多湿の時は、シャンプーに重点を置き十分にすすぐことを心がけると良いでしょう。
しかし、春先や冷房を使い始めると再び乾燥しやすくなります。そこでヘアケアとして頭皮の血流の流れを良くするための頭皮マッサージに方法をご紹介します。
春のヘアケアは、気候も考慮しなければなりません。頭皮の血流を良くすることで、気候の変化にも対応できるよう、日頃から行う頭皮マッサージが効果があります。
頭皮マッサージの方法
- リラックス
まずは頭の力を抜き(抜いたつもりでいいです)リラックスをします。1~2回大きく呼吸をします。
- こめかみをほぐす
頭の両サイドをほぐします。小指を左右のこめかみに置きます。親指以外の指を小指と一緒にこめかみに置きます。4本の指で耳の上を強く押しながら、頭頂部へ向かって円を描きながらマッサージをします。この時、頭皮が動いているのを確認します。
- 頭頂部をほぐす
頭頂部をほぐします。親指を左右のこめかみにおいて支えにします。そのほかの指で前髪の生え際から、頭頂部へ移動させながら、もみほぐしていきます。
3-3.外出時には紫外線対策 !
春のヘアケアで特に注意したいのが紫外線対策です。外出時には夏じゃないからと不用意に外へ出るのは危険です。外出時には日傘や帽子をかぶって出かけましょう。特に帽子や日傘を選ぶときはUV-カットと書かれたものを選択するようにしましょう。
髪に紫外線が直接降り注ぐのもいっそう髪の毛のダメージをすすめます。日傘や帽子、そしてしっかりシャンプーをし、いつも清潔にする事が大切です。
4.まとめ
季節が大きく変わる春!寒い日もあれば風邪の強い日もあります。花粉も飛ぶし、ほこりも舞います。ちょっと陽気にもかかります。毎日のケアが大事です。春のヘアケア、気候の不安定にも絶えられるよう、頭皮マッサージと紫外線対策をお忘れなく!