カフェインと聞くとコーヒーかな??と思ってしまいます。しかし、カフェインはコーヒー以外にもいろいろなドリンクに入っています。アメリカで、カフェイン中毒の人を見たことがあります。
不気味だと思ったのは、眠らない日が何日もあるのです。1年中「春眠暁を覚えず」の私としては、寝ない!(≧Д≦) 驚きと言うより、ショックでした!
なんとなくコーヒーは1日1杯か2杯と決めているのは、カフェイン中毒になりたくないという想いからだったと思います。
漠然と思い込んでいたカフェインのイメージですが、今回は本当にそうだったのかなと思い、キチンとカフェインのことを調べて見ました。
【目次】
1.カフェインの安全性は?カフェインと健康の関係
1-1.カフェインとは?カフェインの効能と効果
私はカフェインについて大きな間違った概念を持っていました。(*^o^*) カフェイン=コーヒー! そう思っていましたがこれは全くの間違いでした。そして、「カフェインは、洋物で日本のものではない!」こんなことを思い込んでいましたが、これもまったく間違いでした。
カフェインとは?カフェインの効能は眠気覚まし??
カフェインは、コーヒー豆やカカオ、茶葉などに含まれる苦味がある成分です。カフェインは摂取後、約30分で血液の流れで脳に達すると言われています。計算力・記憶力の向上、疲労の抑制・運動の向上に役立ちます。
カフェインは交感神経を刺激するほか、体脂肪の燃焼を促進します。カフェインの主な働きは、次の通りです。
- 覚醒作用
- 血管拡張作用
- 交感神経刺激
- 胃酸分泌促進作用
- 利尿作用
カフェインをとることで得られるカフェインの効果
- 眠気覚ましの覚醒効果がある
カフェインは、アルカロイドという化合物の仲間で、キサンチンとよく似た構造を持っているといわれています。カフェインを含んだ飲み物や食べ物を身体に入れると、頭がさえる、眠気が覚める覚醒効果があります。
カフェインが脳内で眠気を作り出す「アデノシン」という物質をブロックするために眠気が覚めてしまうのです。
カフェインは、興奮作用を持っています。その性質を生かし、眠気覚ましなどに使われています。現代社会では世界中で使われている精神刺激薬の一種です。
- 鎮痛作用があるので市販薬にもカフェインが入っている
市販の解熱鎮痛剤、風邪薬、鼻炎剤、乗り物酔い予防薬などにカフェインが含まれています。カフェインは血管を収縮させる作用があるため、血管の拡張によって起こる頭痛の鎮痛作用の効果があります。頭痛の鎮痛剤にカフェインが含まれている理由です。
- 疲労回復効果と集中・リラックス効果
カフェインは特に運動中の疲労感を軽減させたり、集中を高める集中力効果があります。また、疲労を癒やす疲労回復効果があります。また、コーヒーや緑茶のカフェインにはリラックス効果があることから、疲労回復と合わせてリラックスできます。
1-2.カフェインが含まれるドリンとカフェインの含有量と安全性
カフェイン入りの飲み物や食べ物は多くありますが、よく口にする飲み物や食べ物についてカフェインの含有量と安全性について見ていきたいと思います。
コーヒーはカフェインの含有量が多い!カフェインの安全性は?
多くの人がカフェインといえばコーヒーと答えるのではないでしょうか。眠いときにはコーヒーで眠気覚まし!受験生の時や仕事で忙しいとき、眠気覚ましや疲れた時にコーヒーを飲んだことがあると思います。
実際、コーヒーには多くのカフェインが含まれています。眠気覚まし、疲れの疲労回復・リラックス効果など受験勉強や忙しい仕事の合間にはぴったりの飲み物です。
レギュラーコーヒー、カフェイン100mlあたり60mg(浸出方法:コーヒー粉末10gを熱湯150ml)
インスタントコーヒーカフェイン100mlあたり57mg(浸出方法:インスタントコーヒー2gを熱湯150ml)
浸出方法で 多少数字は前後しますが、コーヒーには100mlあたり60mg程度のカフェインが入っています。国外の機関ですがEFSA(欧州食品安全機関)というところがあります。ここでは1日に摂取できるカフェインの量は最大で400mg、一度に摂取する目安の摂取量は200mgとされています。
これによるとコーヒーは1日660ml(マグカップ約2杯半、普通のコーヒーカップで約3杯~5杯)は大丈夫と言うことになります。それほどがぶがぶ飲む人もいないでしょうから、普通に飲んでいる分にはコーヒーは安全な飲み物と言うことになります。
紅茶はカフェインの含有量が少ない!
紅茶にもカフェインが入っていますが、カフェインの含有量はコーヒーの約半分程度しか入っていません。コーヒーに比べるとカフェインは少ないのですが、コーヒーが苦手な人にも飲みやすい飲み物です。
ちなみにEFSAの示した紅茶の最大摂取量が1日約1.3L、ティーカップで10杯程度です。カフェイン100mlあたり30mg、(コーヒーの半分)です。10杯以上飲まない限りは紅茶のカフェインは安全だといえます。
お茶類に含まれる、カフェイン!玉露はカフェ含有量が多い
実はカフェインは洋物だと思っていた私は大変ショックだったのは、日本茶の玉露のカフェイン含有量がコーヒーよりも多いということを知ったからです。
お茶類のなかでももっともカフェインが多いのが「玉露」!なんと100mlに160mgものカフェインが含まれています。玉露は緑茶の一種ですが、通常緑茶と呼ばれるせん茶には100mlあたりのカフェインが20mg。せん茶の80倍ものカフェインが玉露には入っています。
緑茶(玉露) 100mlあたり 160mg
緑茶(せん茶) 100mlあたり 20mg
ほうじ茶 100mlあたり 20mg
玄米茶 100mlあたり 10mg
ウーロン茶 100mlあたり 20mg
玉露は、収穫期の3週間ほど前から日光を遮りられて栽培されます。大変高価で高給茶というイメージがあります。普段玉露を眠気覚ましに飲んでいるという人もあまりいないでしょう。
むしろ身近なせん茶、ほうじ茶、ウーロン茶を見てみるとこれらのお茶に含まれるカフェインは比較的少量となっています。普段飲む分には安全性に特に問題はありません。
エナジードリンクはカフェインが多いため1日1本が適量!
疲れた時、眠気覚ましに、仕事や勉強に集中するためにエナジードリンクを飲んだことがあるという人も多いかと思います。エナジードリンクは確かにカフェインの含有量が高くなっています。
メーカーや商品によっても違いがあるでしょうが、一般に200ml~300mlのエネジードリンクにカフェインは50ml~100mlほど含まれています。1日1本が適量で、それ以上だと飲み過ぎになります。カフェインは、過剰摂取で健康問題を発生する可能があります。
チョコレートの原料のカカオにはカフェインが入っている
チョコレートの原料になるカカオには、カフェインが含まれています。チョコレート100gあたりのカフェインの含有量は、次のようになっています。
日本チョコレート・ココア協会より引用
ハイカカオチョコレート 84mg
ミルクチョコレート 28mg
ハイカカオチョコレートはカカオマス70%のものを指しています。
ハイカカオマスチョコレートは100gあたり84mgのカフェインが入っています。眠気覚まし、休憩してリラックスしたいとき、疲れた時にはハイカカオチョコレートを食べると頭がスッキリするでしょう。
2.カフェインの安全性と健康問題は摂取量が大事!
2-1.カフェインの安全性!適量摂取でカフェインの効果が!
カフェインは、世界の食品機関などでその安全性が認められています。カフェインの含まれる飲み物はすでに説明したとおり、1日の摂取量を守りさえすれば、健康問題を引き起こすことはほとんどありません。
カフェインの適量摂取でカフェイン効果を得る!
カフェインの適量摂取は、身体的にも精神的にも良い効果があります。カフェインの適量摂取をすることで記憶力や論理的思考の向上がある事がわかっています。また、カフェインは運動の持続力や持久力にもよい影響を与えます。
疲れた身体を回復する効果や、ゆっくり休んで身体をリラックスする効果もあります。しかし、これらのカフェインの効果はあくまでもカフェインを適量摂取をしたときという大前提があります。
2-2.カフェインが苦手な体質の人は健康問題に注意!
カフェインの影響を身体に受けるのは、個人差があります。適量でも睡眠が妨げられたり、多少多めにとっても影響を受けない人もいます。しかし、一般には適量を守ってこそ、カフェインの効果や効能を得ることができます。
カフェインが苦手な人は体質的な事!苦手な人に起こる健康問題
カフェインに敏感に反応する人は、体質敵にカフェインが苦手な人です。カフェインが苦手な人がカフェインをとると不眠や頭痛、不快な感じがするなどの症状がでます。もし、少量でもそのような感じがあれば、カフェインに敏感な人なのかもしれません。
たまにコーヒーがダメという人がいます。「えっ!コーヒー飲めないの!」と思わず言ってしまいますが、体質的なことのようです。「飲めないの?」と大声で言うのはダメですね(^^ゞ
カフェインが苦手な人はカフェイン不耐症といって、健康な人には効果をもたらすカフェイン量でも不眠や頭痛などの健康問題が起こります。日本では4人に1人が、150mgのカフェインを摂取した後不安感が高まるといわれています。
また、極めてまれではあるのですが、カフェインにたいするアレルギーをおこす人がいます。カフェイン摂取後にアナフィラキシーをおこすそうです。カフェインは何度も述べましたが、基本的には適量を守ることが大事です。
しかし、カフェインが苦手な人やアレルギーをおこす人もいます。一般には適量を守るとそれなりにカフェインの効果はあるのですが、その一方で健康問題を起こすことがあるので油断するのは禁物です。
日常生活にはカフェインが入っている物がたくさんあります。しかし、安全とされるカフェインの量は意外と少ないです。取り過ぎは健康問題を起しますので注意が必要です。
2-3.カフェインの取り過ぎで健康問題が起こる!
普段からカフェインをたくさんとっている人がいます。よくコーヒーを何杯も飲んでいる人がいますが、普段からカフェインを大量に摂取している人が、突然やめたら体調が悪くなるそうです。特にひどい頭痛などが起こるそうです。
カフェインの摂取量で健康問題が!依存症から中毒へ!
またカフェインを摂取すると疲労感が薄らぐと頻繁にカフェインをとる人がいます。コーヒーを何杯も飲んだり、エナジードリンクを1日に何本を飲む人もいます。
カフェインが常に身体に入ってくると、身体の方がカフェインに対応し、効き目がなくなっていきます。そうすると常にカフェインを取っていないと眠気や疲労感におそわれて、集中ができなくなっていきます。
カフェインを取っていないと常に眠気や疲労感におそわれる症状を離脱症状といいます。離脱症状がでるとカフェインがほしくなり、カフェインを取るとこれらの症状が消えます。これを繰り返すと依存症になってしまいます。
依存状態になり離脱症状を回避するため、1回のカフェイン摂取量が増えていきます。そうするとやがて中毒症状が起こります。
カフェインの取り過ぎによる中毒症状とは??
- 吐き気・嘔吐
- 手足のしびれ
- 動悸
- 悪寒
- 意識消失・心肺停止
依存状態から抜け出すには、カフェインになれた身体を元に戻す必要があります。時間を掛けて、離脱状態に絶え続けるしかありません。一般には数日から1週間ほどで離脱状態がでなくなるといわれています。
急性中毒になると意識がなくなり、大変危険な状態になる事もあるそうです。
また、妊婦さん、授乳中のおかあさん、お子様はカフェインは控えた方がいいようです。もっとも子どもが飲むものにカフェインが入っていることがありますが、たくさん飲まないように控えた方がいいようです。
3.まとめ
カフェインは、適量を取っている分には、カフェインの効果のため、眠気を覚まし、集中したり疲労回復、リラックス効果など様々な効果を得ることができます。適量を守っていると安全性が確保されています。しかし、中にはまれにカフェインに弱い人やアレルギーを起す人もいます。
またカフェインの取り過ぎは、依存症、中毒になってしまうこともあります。薬物とはまったく別ものだといいますが、カフェインを身体に必要以上入れるのは危険です。適量を守れば、安心して摂取できます。くれぐれもカフェインは取り過ぎないように気をつけたいですね(*^o^*)
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