髪を洗った恥なのになんだか頭皮がかゆくて仕方がない、そんな経験はないでしょうか? 頭皮がかさついているけれど、どう対処したらよいのかわからないと思っている人もいるでしょう。
頭皮は肌と同じようにターンオーバーをしています。頭皮が普段からかゆいという人は、シャンプーのやり方が悪かったり、乾燥した環境に長くいるためかもしれません。
今回は、頭がかゆいけれど、原因がよくわからない、または、頭がかゆいけれどどうしたらよいのかわからない、そんなときどうしたらよいのかということを説明したいと思います。
目次
1. 頭皮が乾燥するとおこる症状
頭皮がかゆい原因は、頭皮が乾燥しているためです。頭皮が乾燥することで様々な症状を見ることができます。それはどんな症状なのかを紹介します。
頭皮が乾燥するとおこる症状
- ふけが発生する
- かゆみが起こる
- 抜け毛が増える
- においは起こりにくい
頭皮が乾燥するとふけが発生する
ふけは頭皮からはがれた角質細胞が皮脂と混ざり合い、うろこ状の白い老廃物となったものをいいます。角質細胞は新陳代謝により、新しい細胞に入れ替わります。古い角質細胞は剥がれ落ちていきます。
ふけは剥がれ落ちや角質細胞のことで、体から出る垢と同じようなものです。通常、剥がれ落ちたふけは小さくて目に見えないくらいのものですが、頭皮にトラブルがあるとふけが目立つようになります。
皮脂が乾燥して発生するふけは白いです。また皮脂が多くて脂肪分が多いふけは黄色く、ふけができる現認によって色が違います。
頭皮が乾燥するとターンオーバーリズムが早くなります。そのため未熟な肌細胞まで剥がれ落ちるようになります。これが乾燥によるふけです。
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頭皮の乾燥でかゆみが起こる
頭皮が乾燥すると水分が抜けやすくなります。そのため皮膚のバリア機能が失われます。それによって外部からの刺激を感じやすくなり、頭皮に炎症を起こしてかゆくなりやすくなります。
頭皮は皮脂腺が多く、顔やほほと比べて水分保持機能やバリや機能が弱いため、乾燥しやすい部位です。冬になると気温が低くなり、空気が乾燥するので、ほかの部位と同様に外気の影響を受けやすくなります。
頭皮が乾燥するとあらゆる刺激にお弱くなります。刺激を受けた結果、頭皮に炎症が起きてかゆみが引き起こされてしまいます。頭皮がかゆいからと言ってかきむしると、さらにバリア機能が低下し、刺激を受けやすくなります。
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抜け毛が増える
頭皮が乾燥し、ふけが多いときは、ふけが頭皮表面や毛穴をふさいでしまうことがあります。毛穴がすっぽりふさがれてしまうと、毛根に酸素や栄養が行きにくくなることがあります。
頭皮が乾燥で炎症を起こしてもすぐに抜け毛になるわけではありません。しかし、乾燥を放置していると炎症が悪化して、髪の成長に影響を及ぼしてしまうかもしれません。
抜け毛がひどい女性!その原因と対策! - kirakira195のブログ
頭皮が乾燥しても臭いは起こりにくい
頭皮が乾燥しても臭いが起こりにくいのが特徴です。ただし、頭皮が乾燥して体が皮脂不足を感じたり、皮脂の分泌量が急激に増えた場合は、においが起こる可能性があります。頭皮に成属している雑菌が皮脂を分解し、においを発生せるためです。
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2. 頭皮が乾燥する5つの要因とは!
頭皮が乾燥する要因は、日ごろの習慣にあります。まず頭皮感想を招く習慣をチェックし、それらの行動を改めていくことで、頭皮の乾燥を招くリスクが減ります。
頭皮の乾燥を招く日常的な5つの要因とい
- 暖房の効いた部屋に長時間いる
- 1日に何度もシャンプーをする
- 40℃以上のシャワーで髪を洗っている
- 髪をきちんとかわかしていない
- 食生活が乱れがちである
暖房の効いた部屋に長時間いる
冬は大気そのものが乾燥しています。そのため髪も乾燥しがちになります。暖房器具の種類によっては、暖房が空気をより乾燥させるものがあります。暖房によってさらに水分が奪われた頭皮は、大変乾燥した状態になります。
特に暖房器具の中でもエアコンは、ただ温度を上昇させるだけです。石油ストーブのように燃焼と同時に水蒸気を放出するわけではないので、最も空気を乾燥させます。
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1日に何度もシャンプーをする
ふけやかゆみが気になるからと言って、1日に2回も3回もシャンプーをしていると、頭皮の保湿に必要な脂質まで失われてしまいます。シャンプーは2日に1回ぐらいで十分です。
あまりシャンプーをしすぎると皮脂や角質が流され、ふけやかゆみの原因を起こすだけではなく、炎症を起こすこともあります。洗い流された頭皮の皮脂が戻るのに3日かかるといわれています。
とはいうものの、ワックスやスプレーなどを使っているときは、それらを落とさずに寝るのは頭皮にとってもっとよくありません。ないかしら整髪剤を使った日は、洗い落してから寝るようにしましょう。
しかし、髪に何もつけていないのであれば、2日間開けても大丈夫です。とにかく1日に何度も洗うのは、頭皮にとっていいことではありません。
頭皮を洗うとき40度以上のシャワーを使っている
シャワーの温度が暑すぎると必要な皮脂を落としてしまいます。その結果、頭皮が乾燥してしまいます。髪を生成しているたんぱく質は、ケラチンでできています。ケラチンは、熱を加えると変形し、癖がついて固くなることがあります。
シャンプーは、体温と同じくらいか、ちょっと高めの35℃~40℃ぐらいが適温になっています。35℃~40℃の温度は、頭皮の皮脂を溶かして洗い流してくれるちょうどいい温度だと言われています。
髪をきちんと乾かさずにいる
頭皮が濡れたままでいると、雑菌が繁殖しやすくなります。雑菌が繁殖すると、頭皮のターンオーバーが正常に行われなくなります。また菌が繁殖すると生臭いにおいやかび臭いにおいがします。
その状態を放置すると、ふけやかゆみなどの炎症が出ます。炎症により髪を支える毛根もダメージを受けます。最悪の場合、髪が抜けて薄毛になっていきます。
また、髪を濡らしたままでいると気化熱が起こり、頭皮は一気に冷えます。その結果血行不良を起こします。
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食生活が乱れがち
頭皮は、食事の中で摂取した栄養素が血液中から運ばれることで健康な状態を保てます。そのため食生活が乱れると、頭皮の乾燥を招くことになります。
3. 頭皮を乾燥させないための工夫
シャンプーをするときの工夫で頭皮乾燥を防ぐ方法
シャンプーの時、ちょっとした工夫をしたり、注意を払うことで頭皮の乾燥を防ぐことがででます。
◇シャンプーをするときの工夫
- 低刺激のシャンプーを選ぶ
- 洗うとき指の腹を頭皮にあてて洗う
- お湯の温度は38℃を目安にする
低刺激のシャンプーを選ぶ
頭皮が乾燥しているときは、頭皮への刺激をなるべく抑えたシャンプーを使うようにしましょう。低刺激のものは、乾燥で敏感になっている頭皮を優しく洗い上げます。
低刺激のシャンプーには、アミノ酸系シャンプーと天然由来成分配合シャンプーがあります。
アミノ酸系シャンプーは低刺激で、髪や頭皮を保湿してくれます。低刺激なので、乾燥で敏感になった頭皮にも優しいので安心して使うことができます。乾燥が目立った肌に潤いを与えるので乾燥肌改善も期待できます。
天然由来成分配合は、植物エキスや植物オイルが配合された低刺激シャンプーです。天然由来成分は、髪や頭皮への刺激がすくなく、頭皮や髪にダメージを与えることはありません。
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指の腹を頭皮にあてて洗う
シャンプーは直接地肌につけず、手の平にとって泡立てて、指の腹を頭皮にあてて洗うようにしましょう。爪を立てると頭皮が傷ついて、炎症を起こしてしまいます。
シャワーのお湯の温度は38℃を目安に
すすぎが足りないと頭皮にシャンプーや汚れが残りが、頭皮の乾燥につながります。すすぎは3分~5分、しっかり洗い流しましょう。お湯はぬるめの38℃ぐらいを目安に使います。少しぬるいかも…と思うくらいが頭皮にはお勧めの温度です。
ドライヤ―を長時間使わないように工夫
ドライヤーの使い方によっては髪の乾燥を招くこともあります。暖かい風が出る温風を長時間頭皮にあてると熱により、頭皮がダメージを受けます。
ドライヤーをいきなりかけるのではなく、最初はタオルドライをしっかり行います。タオルで髪の水分をとるため、タオルを優しく頭皮に押しあてていきます。タオルで水分をあらかじめふき取ることで、ドライヤーの時間が短縮できます。
ドライヤーを使う時間が短くなると熱による頭皮のダメージが抑えられます。ドライヤーは髪から10㎝以上はなして使うようにしましょう。また、同じ場所に長時間熱をあてないようにしましょう。
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頭皮乾燥予防に血行を促し、皮脂分泌を促進する
頭皮の血行を促進し、皮脂の分泌を高めるために、頭皮マッサージも有効です。湯船につかり体を温めてから頭皮に潤いを与えます。頭皮用のケア製品を髪の根元につけます。
マッサージは爪を立てず指の腹を使って、頭の真上から真後ろにかけてマッサージしていきます。
4. まとめ
寒い冬は、肌と同じように頭皮も乾燥をします。適度なジャンプ―を心掛け、頭皮がダメージを受けないうちに頭皮ケアをすると、ふけやかゆみに悩まされずに済みそうです。もちろん頭皮もターンオーバーしますので、ターンオーバーに必要なビタミンA、ビタミンC, ビタミンE、などの栄養管理も大事になってきます。肩にふけが落ちているのは、見た目にも汚いし、ちょっと恥ずかしいですよね。
しっかり頭皮の乾燥対策をすることで頭皮も髪の毛も健康でいられます。