この前切を切ったはずなのに、もう爪が伸びてきた、爪が伸びるのは早いなと感じている人もいるのではないでしょうか。爪を切るとき、爪の色が気になりませんか。
なんとなく爪の色がいつもと違う、爪に線が入っている、そんな時は体が不調かもしれません。
爪は個人差がありますが、平均して1日に0.1mm程度伸びるといわれています。爪全体が生まれ変わるのに約3~6ヶ月かかるといわれています。爪は足より手の法が伸びるのが早く、指のなかでは、よく動かす指ほど早く伸びるそうです。
爪は、爪の色などで健康状態が分かるようです。今回は、爪にあらわれる健康状態について、ご紹介します。あなたの爪は大丈夫でしょうか?
目次
1.爪に現れる健康状態とは?爪の色とは?
爪は指先をほごしていて硬いですが、皮膚の一部です。皮膚の表面の角質が厚くなったもので、髪の毛や皮膚と同じたんぱく質の一種の「ケラチン」でできています。
もし、爪がなかったら指先に力が入らず、物をつかんだりつまみ上げることが難しいと思います。実は、手足の先には、骨がありません。だから爪がなかったら、指先に力が入らないのです。足だって爪がなかったら、足に力を入れて踏ん張ったり、歩いたりすることができなくなります。
しかし、体調不良や栄養が足りないときは、肌が荒れるように爪の色や形に変化が起きます。
健康な爪は薄いピンク色で、表面もなめらかで、ツヤがあります。爪自体の色は透明ですが、爪の下の毛細血管が透けて見えるので、薄いピン色に見えます。
爪にあらわれる健康状態は爪色で判断
爪の色によって体の不調が分かります。爪の色、爪のツヤなどについて説明していきます。あなたの爪が大丈夫かどうか、一緒にチェックしてみてください。
- 薄いピン色
健康な状態で表面もなめらかでツヤがあります。
- 白っぽい色
貧血の疑いがあります。鉄欠乏症貧血や停止基礎系貧血などの疑いがあります。これらは、赤血球が少ない事が原因で起こります。
- 白く濁る・黄色くなる
白~黄色っぽいときは、爪水虫と言われている爪白癬(はくせん)かもしれません。爪の色が白く濁って分厚くなります。カビの一種である白癬菌に感染する事で起こります。
白く濁るときは、肝硬変や腎不全、糖尿病などの疑いがあります。黄色になるときは、リンパ系の病気や新陳代謝の低下の場合にもなります。
- 緑色になる
緑色になると、細菌の一種である緑膿菌に感染すると、爪が緑色になります。
- 青白い
体が冷えると爪が青白く見えることがあります。指の先端には神経や血管が多く通っているので、寒さのため血流が悪くなると青白く見えます。
なめらかでない爪の表面から分かる体の不調
爪は色からだけでなく、形や表面からも体の不調のサインを知ることができます。
- 爪に縦線が入る
主に加齢が原因で、病気の可能性は低いです。過度のストレスや睡眠不足、過労などでも現れることがあります。主に50代頃から増加しますが、20代ではほとんど見られませんほとんど見られません
あまり心配はいりませんが、進行すると爪が縦に割れやすくなります。
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- 爪に横線がでる
爪母(そうぼ)に栄養が届かず、爪の成長が抑えられたときにあらわれます。爪に何らかの障害が起こり爪甲の整腸が一時的に抑制され、横線が発生することがあります。横線の幅は、障害が生じた期間を、横線の深さは障害の強さを示しています。
横線の位置が、爪の根元から3mmに横線があれば、約1ヶ月前に何らかの不調が合ったことを示しています。
- 二枚爪・爪が割れる
二枚爪や爪が割れてしまうのは、爪の乾燥や外部からの衝撃が原因で、栄養不足、加齢、ストレス、鉄欠乏症貧血の場合も考えられます。
水仕事やマニキュアの除光液を使うことが多い人は、爪が乾燥しやすいので二枚爪になりやすいといわれています。原因は、爪の割れと同じように、爪の水分量の低下や栄養不足が関係しています。
水分が失われた爪の先に、爪切りなどの大きな力が加わると、二枚爪になりやすくなります。特に空気の乾燥する冬に二枚爪になる人が多いです。
- 爪が波打ってでこぼこになる
並を打つように、爪の表面に次々に、横方向の溝ができている事があります。健康な人にも起こりうる症状です。爪母を覆う皮膚をほかので押さえる癖があ人に多く、特に親指に多く見られます。
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2,健康的状態の良い爪の色を保つには栄養が大事
ネイルサロンに行かなくても肌の手入れと同じように、美しい爪を作ることができます。メイクをしなくても、すっぴんでも美しい肌のように、健康な爪であれば、きれいなピンク色になります。
健康状態が悪いと、爪の色が悪くなったり、薄くなって沿ってきたり、もろくなります。爪のケアと聞くと、ネイルサロン・・・と思ってしまいます思ってしまいます。しかし、爪の健康は体の内側からのアプローチが一番の近道なのです。
爪を形成する栄養素を積極的にとることで、美しい桜貝のような透明感とツヤをもつ爪を作っていく事ができます。
爪を形成する主成分はケラチンというたんぱく
爪を形成する主成分は、たんぱく質の一種であるケラチンです。食物から摂取したたんぱく質は、筋肉や内臓などの生命維持に欠かせない部分へン的に送られます。
爪は指先を保護する大切なパーツですが、生命維持を大きく左右するようなパーツではありません。そのため、栄養が送られてくる優先順位が低いのです。
たとえばダイエットをしている時、食事の量を減らすことがあります。するとたんぱく質の量も減るため、爪はたんぱく質不足になってしまいます。
良質なたんぱく質は、鶏のささみ、胸肉、卵、豆腐や納豆のような大豆食品、青魚、鮭などに多く含まれています。動物姓のたんぱく質と植物生のたんぱく質をバランス良くとるようにしましょう。
強い爪、美しい爪を作るための栄養素
ケラチンの形成に欠かせない栄養素ビタミンA
乾燥のため爪が割れやすくなる、二枚爪になる事があります。爪が割れやすくなったり、二枚爪になるときには、積極的にビタミンAをとるようにするとよいです。ビタミンAは皮膚や粘膜を作る栄養素です。
肌の乾燥を防ぎ、肌のバリア機能を高めてくれます。また、ビタミンAは、ケラチンにも欠かせない栄養素です。
鶏のレバーや人参、ほうれん草などの緑黄色野菜、穴子、銀ダラ、バターなどに多く含まれています。油と一緒に摂取すると吸収力が上がります。炒めたり、ドレッシングなどをかけて食べると効果的です。
強い爪を育てるビタミンB2
強い爪を作るために、ぜひ摂取したいのがビタミンB2です。爪の細胞を活性化させてくれます。さらには、爪だけではなく、つやつやの髪やトラブルのない肌を作るのに欠かせません。
ビタミンB2は、脂質の代謝も助けますので、ダイエットの時にはぜひ取り入れたい栄養素です。ビタミンB2が多く含まれている食材は、豚レバー、牛レバー、うなぎ、乳製品、アーモンドなどです。
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血行を良くし、ツヤのある爪にする栄養素はビタミンE
ビタミンEには、毛細血管の血行を良くする働きがあります。ツヤのあるピンク色の爪を作ってくれる栄養素です。強い抗酸化作用を持っているので、アンチエイジングにも役に立ちます。
かぼちゃ、ほうれん草、たらこ、イワシ、うなぎ、アボカド、キウイフルーツ、卵、ピーナッツ、植物油などに含まれています。
ビタミンCと一緒に摂取するとより効果的です。
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爪が白く、反っているようなときに必ずとりたい栄養素の鉄分
鉄分が不足すると爪の色は、白くなったり、横筋が入ったり、でこぼこしたりします。鉄分が不足すると、特に女性は貧血にもなりやすくなります。
鉄分が最も多いのが豚レバーです。ほかに牛ヒレ肉、鶏もも肉、うなぎの肝、マグロの赤身、アサリ、ひじき、小松菜、大豆製品などです。合わせて、ビタミンCやたんぱく質の食材を一緒に食べると効果的です。
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3.まとめ
手は毎日見ているのに、爪までしっかり見ているという人、は意外と少ないのではないかと思います。しかし、爪は皮膚の一種ですから、顔色と同じように不調を爪の色やツヤでサインを出します。さて、貴方の爪の色は、大丈夫でしたか。美しい桜貝のような爪が、美しいだけではなく、健康の証です。爪の色でで体の不調が分かるなんて、あまりにも身近すぎて知らなかった人も多いのではないでしょうか。
これからは、手を見るときは、ぜひ爪もチェックしてみてくださいね。