kirakira195のブログ

主に美容や健康に関してのブログ

アメリカのペパロニピザは青春時代の味!

今週のお題「ピザ」

 PVアクセスランキング にほんブログ村

f:id:kirakira195:20201123135606j:plain

ピザは、食べて食べても飽きない不思議なたべものだと思います。

ピザが大好きになったのは、大学時代アメリカにいた頃です。私は、イタリア人とシカゴから来たアメリカ人とルームシェアをしていました。

 

アメリカのピザは、すごく大きくてびっくりします。日本のMサイズとLサイズとは・・・・・・まさに桁違いです。

 

3人で住み始めたころ私の部屋では、ピザのデリバリーになるといつも論争が始まります。イタリア人の彼女が、必ず難癖をつけるのです。イタリアでは、ピザは一人一枚食べるのが原則のようです。

 

アメリカの大きなピザも、ピザをカットして手づかみで食べる食べ方も気に入らなかったようです。

 

イタリアのピザは、フォカッチャに似たパンを元にトマトソースを塗ったり、チーズをのせてトッピングをしていくものらしいです。サイズもきっかり30cmと決まっているそうです。正式にはピッツァと言います。

 

それに比べアメリカのピザの大きさといったら・・・イタリア人は、そのピザを見て、「Incredibile(インクレディービレ)」というのです。イタリア語で信じられない、英語ではincredible に当たる言葉です。

 

アメリカのピザは、誰もが食べるのがペパロニピザです。ペパロニは、ドライソーセージの一種で、サラミに似ていますが、サラミよりスパイスやハーブが強くきいています。辛いけれど一度食べると癖になる味です。

 

アメリカでデリバリーを頼むとだいたい35~36cmのサイズが定番で届きます。大勢で食べるときは、40cm以上のピザを頼むこともあります。

 

さらにここでもっと驚きなのは、この大きなピザを2~3枚頼むのです。人によっては、この大きなピザを半分に折って食べる人もいます。私はイタリア人とシカゴから来たアメリカ人と3人で暮らしていました。

 

シカゴは、アメリカのなかでも食べ物のサイズは超ビッグな地域です。大きな身体の彼女は、おおきいペパロニピザを大胆に半分に切り、それを2つに折ってがぶりと食らいつきます。

 

イタリアのピザも冷めるのを避けるため、カットはされていないのですが、食べるときにナイフとフォークを使って食べるようです。イタリアには立ち喰いピザ屋さんがありますが、そこではカットされていないピザは、折りたたんで食べます。しかもイタリアは、基本的にピザの耳は食べません。

 

f:id:kirakira195:20201123135434j:plain

 

イタリアとアメリカ、どちらもこよなくピザを愛する国民です。しかしイタリアから持ち込まれたピザは、アメリカで独自のスタイルに変化しました。伝統的なイタリアピザから見たら、なんと様変わりをしたことかと驚くのも無理もありません。

 

しかし、共同生活をして半年ぐらい経ったとき、イタリア人が2週間ほど里帰りをしたことがありました。その彼女がアメリカに戻ってきて私達の顔を見て、「ペパロニピザが食べたい!」と言うのです。

 

その日は、大学の友だちを呼びピザパーティ。ペパロニのあの辛さから見たら、イタリアのピザ(正式にはピッツァだそうです)の物足りないことと言うのです。

 

その日は、ピザが何枚も届き、山盛りのフライドポテトにコーラ、ビールのがぶ飲み。今なら健康診断を気にしてちょっとできそうにありません。

 

以来彼女はイタリアのピッツァの自慢話をしながら、ペパロニピザを半分に折り、かぶりついていました。そんなピザ好きのルームメイトたちのおかげで、すっかりピザが好きになった私。

 

人が集まると聞くと真っ先にピザを頭に思い浮かべてしまいます。あんなに大きなピザをほおばりながら、笑ったり、歌ったりしたなと今でも時々思い出します。

 

ピザをみると「イタリアのピッツァは、真のナポリピッツァ協会というところで決められた規定でできた・・・」という彼女の声が聞こえてくるようです。それでいて、あの辛いペパロニピザが無性に懐かしくなります。

 

ピザは、私の学生時代の思い出の食べ物なのです。だから、今でもピザを食べると二人の顔が浮かぶのは、やはり楽しい思い出があるからだと思います。私がピザを好きになったのは、彼女たちが大好きだったからなのかもしれません。

 

にほんブログ村 健康ブログ 健康食品へ
にほんブログ村 


薪窯ナポリピザフォンターナ 「お試しナポリピザ4枚セット」 (直径20cm×4枚) (王道イタリアンセット)