水は、生命維持に欠かすことができません。事実、人間の体もほとんどが水でできています。水を飲まなかったら、人間の生命は維持できません。味次を飲むと体にはとてもがあります。今回は、水を飲まなければならい理由や水の効果について紹介します。
【目次】
- 1. 水を飲むのが大事!水と身体の関係は?
- 2. 水を飲むと健康に効果が!水が不足で病気のリスクが!
- 3.水を飲むと美容に効果?アンチエイジングって本当?
- 4. 水は常温で、水と水分は違う!
- 5. まとめ
1. 水を飲むのが大事!水と身体の関係は?
水をたくさん飲むのは、身体に良いと言われています。また、水は1日は2リットル、飲んだ方がいいとも言われています。
2リットルとはずいぶん多いなと感じる人もいるかもしれません。
しかし、身体はおよそ成人男性で60%、成人女性で55%が水でできています。
新生児は約80%が体液という水分です。
通常、飲料水などでとった水分は腸から吸収され、血液などの体液になります。そして絶えず、体内を循環しています。
体液は、酸素や栄養分を細胞に届け、体内のゴミである老廃物を尿として排泄します。また、体温が上がったときは、皮膚への循環を増やし、汗を出して熱を逃がし、体温を一定に保ちます。
老廃物の排出などは、生命維持にとても重要です。
ただ2リットルを1度にたくさん飲んでも尿として排出されてしまいます。飲む量は、1回コップ1杯程度が適量です。
ですから2リットル飲むためには、こまめに飲む必要があります。
身体を循環し様々や働きをする水は、1日の中で体内の水分量が落ちる事があります。水分量が低下しがちなタイミングには特に意識して水を飲むといいでしょう。
水分が低下するタイミング
- 朝起きたとき
- 運動で歩いたとき
- スポーツをしたとき
- 入浴後
- 就寝前
人間の身体は約100兆もの細胞があるといわれています。体内にある水分の約3分の2は、この細胞内にあります。残り3分の1は細胞と細胞の間に存在する細胞間液と血液にあります。それぞれが生命を維持するために働いています。
人間は食べ物がなくても、水としっかりした睡眠で2~3週間生きられると言われています。しかし、水を1滴もとらなければせいぜい4~5日で死んでしまいます。
体内の水が不足することを脱水症と言います。脱水症になると、体温を調整する汗が出なくなり、体温が上がっていきます。また、汗や尿が出なくなると体内には老廃物がたまっていきます。
そのため血液の流れが悪くなり、全身の機能が障害を起します。体重の2%の水が失われただけで口が渇き、食欲がなくなります。20%の水が失われると死に至ります。
水と身体の関係は切っても切れないつながりを持っています。それどころか生命維持には水は身体に欠かせません。だから、水を飲むことが大事なのです。
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2. 水を飲むと健康に効果が!水が不足で病気のリスクが!
水を飲む事で得られる健康の効果
水は身体を健康に維持するため、体内を循環しています。
そのために健康にとても良い働きをします。
水を飲む事で得られる効果
- 疲労回復
水分が不足すると血液の循環が悪くなります。体内の栄養分や酸素をうまく運べず、疲労が蓄積します。水分をこまめにとると、血流を良くするので疲労回復につながると言われています。
- 便秘の解消
水分が不足すると便が硬くなり便秘の原因になります。水を飲むことで、便に水分が含まれ、排泄されやすくなります。便秘が解消されると身体も楽になり、肌の吹き出物なども減ります。
- むくみの解消
むくみは水分不足から起こります。体内の血液やリンパ液が上手に循環できず、滞ることが原因でむくみが起こります。水を飲んでいるとこの状況は解消されるので、むくみがなくなります。
- ストレスや不眠の解消
水にはリラックス効果があると言われています。ストレス、不眠の人はこまめに水を飲むといいでしょう。
水が不足で病気の重大なリスク
アメリカを拠点として活動しているイラン人医師が水がどれほど医学的に重要かを研究し発表しています。水が不足する事で重大な病気のリスクを研究しています。
あらためて、その研究の一部をご紹介します。
人体の大部分の病を起こしているのは慢性の水不足である。人体はもともと私たちが想像する以上に完璧につくられている。それを維持するすべを知らないとすれば、私たちに責任がある。体の大部分が水から成っていることを思えば、規則的に水を飲まなければ最上のコンディションでいられるだろうか。このことをよく考える必要がある。水を推奨することは私的な利害関係も、隠れた動機もない。この情報を家族に分かち合えば、恩恵を施すのはあなたである。
【病気を治す飲水法・バトマンゲリジ博士著・中央アート出版社より】
博士は、水に秘められた治癒のメカニズムを体系化した人です。
水が不足で病気になるリスクがあるもの
- 水の不足でヒスタミンが蓄積
実験では飲料水を増やすとヒスタミンの産生も減少することが分かっています。
ヒスタミンは、末梢、中枢神経系に広く分布する物質です。生体内での炎症、アレルギー反応、胃酸分泌、神経伝達に関与しています。
ヒスタミンが多くなると、アレルギー、ぜんそく、慢性の痛み、リウマチ痛、腰痛などに影響が出ます。水が不足でヒスタミンが多く生成され、痛みがひどくなる事もあります。まめに水分の補給が必要です。
- リウマチ関節炎
リウマチの患部の軟骨の表面が水不足になると、軟骨に必要な血清を血管から補強するため、関節囊に負担がかかり腫れて痛くなります。
- コレステロールが高い
コレステロールが高い人は水を飲む量の調整がうまくいっていません。十分に水分が体内に入ると、細胞壁からの水の透過を防いでいたコレステロールの壁もなくなっていき、水が体内を正常に循環されていくようになります。その結果、数値も安定します。
- インスリン依存症糖尿病
脳に水不足が起こるとセロトニンに影響を与えます。
脳のエネルギー量として水代謝にはブドウ糖が必要になると言われています。身体に塩と水が不足し始めるとヒスタミンが活発になります。
そのため、すい臓から重炭酸水溶液が作られ、すい臓の血行を良くするとともに、すい臓のインスリン産生を抑圧します。
ヒスタミンを活発化させないためにも適度な塩分と水が必要なのです。
水を飲む事で健康に良い効果をもたらす一方で、水が体内から不足すると重大な病気のリスクがあります。
3.水を飲むと美容に効果?アンチエイジングって本当?
水を飲むと肌の保水力が上がる上がる
肌の保水力は、乾燥肌を防ぎ、シミやくすみのトラブルを避けられます。保水力が弱まった肌ではどんなに化粧水や美容液を塗っても水分を保つことができず、蒸発してしまいます。
真皮層ではヒアルロン酸が生成されます。ヒアルロン酸で、保水力を保つので、肌にはとても大切なものです。しかし、年齢とともにヒアルロン酸の生成が減少しますし、さらに体内に水銀がたまることがあります。
水を飲むと水銀を除去して保水力が高められます。しっかり保水しているのに肌の乾燥が改善されないのは、保水力が原因かもしれません。水を飲んで内側から水分を補給してあげといいかもしれません。
水の美容効果にアンチエイジング
水分が低下すると肌が乾燥しますが、それがさらに進むとシミやしわになることがあります。肌の乾燥で外部からのダメージを受けやすくなります。さらに、表面の弾力が低下してシミやしわになってしまうのです。
肌トラブルの大半は水分不足だといわれています。若々しい肌をキープするためには、水を飲んで十分な水分を補う必要があります。シミ、しわを作らないことがアンチエイジングの第一歩です。
また肌の生まれ変わりであるターンオーバーは、年齢とともに周期が遅くなります。ターンオーバーが正常に機能しないと肌のくすみやシミを招くことになります。ターンオーバーが乱れるのは、血液の循環が悪くなるからです。
血液循環が悪化するのは、水分量が不足しているためです。体内にキチンと水分が補給されると血液も循環し、老廃物を排泄できます。そうすると新陳代謝も活発になり、肌質も改善され、若々しい美しい肌になります。
ターンオーバーを正常にするためには、水が必要なのです。ターンオーバーが正常の時は基礎代謝もアップします。
水を飲むと人間の身体は一時的に体温を下げます。すると身体はその体温を元に戻そうと体温を上げます。この時体内のエネルギーが消費して体温が上がるのです。
ダイエットに成功しない人は基礎代謝が低いためです。代謝が落ちるとやせにくく、太りやすくなってしまいます。基礎代謝が上がれば、多くのエネルギーが消費されるので、やせやすくなります。
ダイエットに水がいいのはやせやすい身体になるからです。
水の力で肌の保水力が上がり、さらにはターンオーバーを促し、肌の細胞が生まれ変わるので、美肌に効果があり、アンチエイジングになります。
4. 水は常温で、水と水分は違う!
水はできるだけ常温を飲む
水を飲むときは、できるだけ常温にしておくといいです。暑い日には体温を下げたいので、冷たい水がおいしいです。が、特別に暑い時以外は常温で飲むようにしましょう。
氷をたくさん入れたり、冷蔵庫での冷やしすぎには注意が必要です。8℃~13℃ぐらいが適温だと言われています。冷たい水を一度にたくさん飲むと、おなかを冷やし調子が悪くなったりします。
また、水をたくさん飲めない人も常温やぬるま湯にするとのみやすくなります。
水は軟水を飲む
水には軟水と硬水があります。しかし日本の多くは軟水です。
海外の多くは硬水です。しかし、日本は普段から軟水を飲んでいるため、体質に合っています。海外で水道水を飲んでおなかを壊すのは、海外は硬水が多いためです。
市販のミネラルウォーターはほとんど軟水が多く売られています。がたまに外国の水で硬水がありますので購入するときは注意をした方がいいです。
水と水分は違う
炭酸飲料やコーラ、コーヒー、紅茶、緑茶、ジュース、どれも水分です。この中に水は入っていません。しかし、身体が必要としているのは、水です。
1日2リットルの水の中にはこれらの飲み物は入っていないのです。
お茶やコーヒーが絶対ダメと言うわけではありません。リラックス効果やカテキンなどそれぞれ効能はあります。しかし、水分補給の水分は水のことを言っています。
好きな飲み物の合間にちょっと水を入れて飲むなどの工夫をしながら、水を飲むようにしましょう。水分補給はあくまでも水を飲むことです。
5. まとめ
私達の身体は、水でできています。古代生物は水の中にいたといわれています。人間も元々は水の中にいたと考えられています。生命の始まりは水の中、水は生きていく上で欠かすことができないものです。多くの飲み物があり、つい好きな物を飲んで水分をとったつもりでいますが、本当に必要なものは水なのです。水を上手に生活に取り入れ、水の恩恵を受けて、元気に過ごしたいです。