娘が突然「ニュースでマスクをしなくても良いので、スイミングが人気だと言っている」と言い出したのです。それで「私もプールへ行ってみようかと思うんだけど」
「一緒に行かない?」との誘いが、・・・やっぱりそうかと思いました。私はほとんどカナヅチ同然で正直水泳は苦手なのです。娘は、「今水中ウォーキングしている人多いから大丈夫」と言うのです。
早速,水中ウォーキングを調べて見ると,これならカナヅチの夫もプールへ行って大丈夫だと思いました。
しかも思いがけなかったのですが、水中ウォーキングは脂肪燃焼運動なのです。つまりダイエットに有効な有酸素運動だったのです。
水中ウォーキングは難しいことはなく単にプールで歩くだけなのです。水の中は浮力により歩いても独特の浮遊感があります。カナヅチでも大丈夫そうです。
目次
- 1. 水中ウォーキングは有酸素運動、脂肪燃焼も!
- 2. 水中ウォーキング 筋力アップは期待できるのか?
- 3. 水中ウォーキングの具体的な練習方法は?
- 4. 水中ウォーキングに加えたい筋トレ
- 5. まとめ
1. 水中ウォーキングは有酸素運動、脂肪燃焼も!
水中ウォーキングは有酸素運動なので、脂肪を燃焼させダイエットの効果もあります。水の浮力を使うので筋肉の少ないお年寄りでも楽にでき、それでいて筋肉を鍛える手軽な運動です。
水中ウォーキング4つの運動効果のメリット
浮力
水に入ると浮力で体重が軽くなります。ひざや股関節が悪いときは、陸上での運動は無理です。水の中なら重力に抵抗する筋肉の大腿二頭筋(だいたいにとうきん)や大殿筋などに負担をかけずに歩行のための筋肉を鍛えられます。
水圧
水圧の効果も大きいです。水深1メートルで1平方メートルあたり、1トンもの水圧を受けます。この圧力が適度に血管を圧迫し、静脈の血液が心臓へ戻るのを助けます。
心臓の負担が減るので心拍が上がりにくくなり、より多くの運動ができます。
水温
プールの温度は体温より低いため、身体は体温を保とうとしてより多くのエネルギーを消費します。そのためカロリーを多く消費します。脂肪燃焼運動なのでダイエット効果もあるのです。
抵抗
陸上より大きな水の抵抗が加わるので、短時間でも自然に多くの運動量になります。水中では水の抵抗があり、その中での運動は筋肉に負荷がかけられます。
水中ウォーキングを行うの3つのメリット
ダイエット効果
特に注目すべきはダイエット効果です。水中ウォーキングは、脂肪を燃焼させる有酸素運動としてダイエットには大変効果的です。
脂肪燃焼運動の効果を高めるため、プールで30分の水中ウォーキングの前に簡単な筋トレを加えると良いでしょう。筋トレの後の有酸素運動は脂肪をよく燃焼し、ダイエットの効果は高まります。
水中では沢山の体の熱が奪われることからエネルギー消費が大きくなります。過剰な体脂肪を減らす効果もあるため、健康的にダイエットができます。
いつでもできる
水中ウォーキングは、温水プールで行うため季節を問わず気楽にチャレンジできます。
また、難しい技術や道具も必要なく、歩くだけで健康効果があるのです。
質の良い睡眠がができる
睡眠は起きている間の疲れを回復するために必要です。水圧がかかる水中ウォーキングの後は、体をしっかり休ませ回復させてあげなければなりません。
水中ウォーキングの適度な体の疲労が睡眠を誘い質の良い眠りができます。
2. 水中ウォーキング 筋力アップは期待できるのか?
まったく運動をしていなかった、膝を痛めて痛めてあまり歩いていないという人たちが、水中ウォーキングを始めると、それまでにあった間接の痛みも負担もなくなり、筋力がついていきます。
しかし、健康で筋肉が十分についている場合、水中ウォーキングの浮力で筋肉や骨への負担が減ってしまいます。すでにある程度筋肉がある場合は、普段より刺激のある運動が必要になっていきます。
しかし水中では逆にひざや関節への負担が減ってしまうので筋力アップとはならないのです。
水中ウォーキングをして筋力がアップした、骨密度が上がったというデーターもありますが、それは、それまでに運動をしていなくて極端にひざや関節が弱っていた人、と考えるべきです。
水中ウォーキングは、消費エネルギーも高い有酸素運動です。筋力アップのための運動を付け加えることでより筋力の増強ができます。
3. 水中ウォーキングの具体的な練習方法は?
水中ウォーキングは、もちろん歩くだけでも効果がありますが、有酸素運動で脂肪燃焼をしたり、それまでひざや関節をいためていたので、筋力アップをしたい人も多いと思います。
そこで有酸素運動、脂肪燃焼効果、筋力アップを目指した水中ウォーキングの方法を紹介します。
水中ウォーキングの3つの基本動作
前進
背筋を伸ばし、目線は真正面にする。左右の足を平行に保ち、すり足で小幅に進む
横歩き
手のひらは後ろの腰で組む。横向きになって片足を肩幅くらいに開く。反対の足を引き寄せる。これを繰り返す。
後ろジャンプ
両足を揃え、膝を曲げて、両手は胸の前にまっすぐ伸ばす。膝を伸ばしエビのように後方へ跳ぶ滑らないように気をつけてください。
4. 水中ウォーキングに加えたい筋トレ
水中ウォーキングと一緒にぜひ取り入れたいのが、ウォーキングや軽いジョギングです。
陸上のトレーニングの方がはるかに筋肉や骨への刺激になって、筋力アップの効果が上がります。逆にウォーキングやジョギングをしてから水中ウォーキングをすると、運動で上がった体温をプールで沈めることができます。
関節や筋肉にかかった負担を和らげることができます。すなわち、体力のリカバリーにもなるわけです。そして結果的に疲れを残さずに体力や筋力をアップさせることになります。
元々運動は1種目だけではなく複数のものを組み合わせるとより効果的になります。
肝心なことは、有酸素運動の継続をしっかりすることです。水中ウォーキングのような比較的軽い運動は有酸素運動と呼ばれ、体脂肪を燃焼させるのに取り入れられています。
特にダイエット目的の人は、食事にも気をつけ効率良く運動をする良い結果につながります。
これだけ効果があるのなら手軽にはじめて見ても良いかもしれませんね。季節を問わずできるのも魅力的ですし、自分のペースでやれるのも魅力の一つだと思います。
スイミングではちょっとハードルが高い時は水中ウォーキングは手軽だと思います。
5. まとめ
水の力を利用し血行をよくしたり、普段運動不足の人や高齢者の筋力アップに手軽な運動です。エネルギーを沢山使うため、体の消費エネルギーで脂肪燃焼、ダイエットにつながるのもとても魅力的です。
これなら、娘が泳いでいる間、カナヅチの私も夫もプールで充実した筋力アップができそうな気がします。
血行が良くなるので肩凝りや腰痛にも良くなるみたいです。