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肥満は成人病に!肥満予防は健康予防になる

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目次

 

 

1 肥満BMIとは何?肥満の原因は?

数年前、たまたま家族でアメリカへ行く機会がありました。久しぶりのアメリカでわくわくしていた私。バスを待っていると家族と思われる3人が来ました。

 

超オデブです。三人はお互いに肩に手をかけながら、左右に揺れながら歩いているのです。声をかけて大丈夫かと聞くと、慣れているから大丈夫という返事が。

 

アメリカのバスのステップは低いので、バスの乗車は、思っていたほど大変ではなかったようです。

 

それにしてもなんと巨漢!三人ともまったく同じような体型で。

 

アメリカの横断歩道は信号が変わるのが早くて、日本より道路が広いので、もたもたしているとすぐに信号が変わります。

 

大きな体をユッサユッサとゆすりながら歩く姿を見て、日常生活に支障をきたす肥満だなと思いました。

 

見た目の肥満は、一瞬で分かりますが、どのくらいから肥満と言うのでしょう。

 

【肥満度判定BMI

肥満は脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積したもので、「体格指数BMI25以上のもの」と定義づけられています。

 

肥満度の判定には国際的な標準指標であるBMI(Body Mass Index)が用いられています。その計算式は次のようになっています。

 

BMI=〔体重kg〕÷〔身長m〕²

 

 たとえば身長170cm、体重75kgの人は、BMI=75kg÷(1.70m×1.70m)=25.95 となります。

 

肥満度分類

BMI】      【判定】       

18.5以下       低体重      

18.5以上25.0     普通体重

25.0以上30.0        肥満1度

30.0以上35.0        肥満2度

35.0以上40.0        肥満3度

40.0以上         肥満4度

 

170cm75kgは25.95ですから肥満1度となります。

 

【肥満の原因】

肥満の原因としては次の事が考えられます。

  1. エネルギーをためる食事に偏っている
  2. 運動不足のためエネルギーを消費できない

    

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1 エネルギーをためる食事に偏っている

忙しいため、食生活が乱れがちになり、偏った食事をしている人もいると思います。

つい朝食を抜いてしまう、外食が多い、遅い夜食をとる、まとめ食い、このような食事をしていると脂質や糖分を 取り過ぎてしまいます。

 

また、接収カロリーが多いため、体内に多くのエネルギーをため込み、それが脂肪になり,やがて体内に多くの脂肪を蓄えてしまいます。

 

2 運動不足のためエネルギーを消費できない

同じ姿勢で何時間もいると、体を動かす機会も減ります。体を動かすためのエネルギーが遣われないと消費エネルギーより摂取エネルギーが上回ってしまいます。そうすると肥満につながってしまいます。

 

2 肥満のタイプと内臓脂肪について

体脂肪は全身の至る所に蓄積されます。

体脂肪が過剰になると生活習慣病のリスクを高めてしまいます。

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リンゴ型肥満と洋ナシ型肥満

腹部から上に脂肪がたまり、その体型から「リンゴ型肥満」と呼ばれます

 

上半身肥満は主に「内臓のまわりに脂肪がたまる「内臓脂肪」があります。内臓に脂肪がたまると生活習慣病のリスクが高くなります。

 

一方腰から下の下半身に「皮下脂肪」がたまる肥満は「洋ナシ型肥満」と呼ばれています。主に中高年の女性に多く見られます。

洋ナシ型肥満は、リンゴ型肥満に比べると内脂肪は少ないのが特徴です。

 

内臓脂肪

2008年度から開始された「特定健診・特定保健指導」の主軸となっている「メタボリックシンドローム」は、「内臓脂肪型」の人が高血糖・高血圧・脂質代謝異常のうち2つを以上併発している状態を言います。

 

メタボ診断基準

A 腹囲

  85cm以上 (男性)

  90cm以上 (女性)

 

B 腹囲に加え次のいずれか2項目

中性脂肪  

150mg/dl 

善玉コレステ(HDL) 40mg/dl以上 

 

②血圧

収縮期血圧 130mmHg以下 /

拡張期血圧 85mmHg以上

 

③血糖値    

空腹時血糖110mg/dl以上

 

メタボは内臓脂肪型肥満の人が多く発生しています。

 

3 肥満の怖さと生活習慣病の関連

   

    

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肥満は色々な病気を引き起こす原因になります。人間は年齢とともに体を支える力が弱くなっていきます。筋肉量や骨量が減るためです。

 

さらにそこに肥満が加わると骨や関節への負担が増えます。腰痛や膝痛などの関節障害を起しやすくなるのです。転倒をすると体へのダメージは大きく治療に時間がかかることもあります。

 

また肥満は高尿酸血症から痛風を招いたり、脂肪肝やすい炎を起すこともあります。がんのリスクも高くなります。

 

肥満との最も注目されているのが、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病です。この生活習慣病に重複して発症するのがメタボリックシンドロームなのです。

 

生活習慣病を悪化させると嫌韓を傷つける、血管をもろくする事があります。最終的には動脈硬化を起すこともあります。

 

日本には小太りの人は多いのですが、欧米人のような超肥満はあまりいません。それは、日本人が、元々インスリンの分泌能力が低いため、少し太ると糖尿病をはじめとした生活習慣病になりやすいのです。

 

4 肥満予防と肥満の対処法で健康予防を

日常生活の中でできる予防にはいくつかあります。

 

ストレス対策をする

肥満になる人は、空腹かどうかにかかわらず「ストレス食い」をする人が多いようです。ストレスを解消する目的で過剰に食べてしまうのです。

 

特にストレスを感じ「ストレス食い」をする場合、早食いやよくかまないで食べる場合があり、それらがますます肥満を助長しています。

 

ストレスを感じても食べ物ではなく。散歩やストレッチなど体を動かしてストレス解消をするようにしましょう。体を動かすことが健康予防につながります。

 

食べ方を考え注意して食べる

まず、食べ過ぎないように注意しましょう。

 

テレビや新聞を見ながらの食事、早食い、まとめ食い夜食、朝食を抜くなどは、長く続けていると肥満になっていきます。

 

間食や甘い物を控え、1日3食規則正しく食事をするようにしましょう。また、肥満を解消するには日々のメニュー見直しも必要です。

 

丼物のように単品の食事を避けて、バランスをよく考えて食べるようにすることが大切です。

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飲酒や喫煙を控える事が大切

アルコール自体高カロリーです。それにおつまみで高タンパクのものを食べると、かなりのカロリーオーバーになります。さらにアルコールは肝臓内で脂肪がつきやすいです。そのため、脂肪肝の原因になります。

 

タバコは直接肥満には関係ありませんが、タバコに含まれる有害物質が、血管自体を傷つけます。脳梗塞心筋梗塞のような動脈硬化性疾患を招きます。

 

健康予防としてお酒を控えたりタバコをやめるだけで、ずいぶん体や血管を楽にしてくれます。健康予防のためにもタバコはやめ、お酒もほどほどにするといいでしょう。

 

■ 脂肪のつきにくい体にする

脂肪を燃やし持久力をつけるウォーキングや水泳のような有酸素運動や、全身の血行をよくするストレッチを毎日10分以上続けることが必要です。

 

運動習慣をつけることで、血液の循環がよくなります。また内臓を動かすために基礎代謝も上昇します。その結果、脂肪がつきにくい体になります。

 

メタボリック健診(特定健診/特定保険健康診断)を受ける

40~74歳を対象に行われています。通常の検診項目の他、腹囲の測定が行われます。予備軍には、保健師や看護師が付き栄養指導などを行ってくれます。

 

肥満になったときの対策

肥満と診断された後はどのようにしたら良いのでしょうか。

 

目標を1万歩にして歩くことから始める

運動不足が原因の一つですから、手軽なウォーキングからはじめて見ると良いでしょう。最終目標は1万歩です。しかし、自分で足を動かさないと肥満は解消しません。

 

ウォーキングは1日10分から始めてみると良いでしょう。ウォーキングをするときは、背中をまっすぐに伸ばします。膝を伸ばして歩くと脂肪を燃やす効果があります。

 

適切なカロリー制限をする

一般的な成人が1日に必要とするカロリーは、だいたい1800㎉~2200㎉です。この数値を超えないようにカロリー制限をしましょう。

 

難しいカロリー制限ではありません。おなかがいっぱいになる手前で食べるのをやめると十分カロリー制限になります。

 

食べ過ぎは良くないので、食べ過ぎる前に食べるのをやめればいいのです。

 

毎日体重計にのる

毎日体重計にのることで体重をいつも意識するようになります。減量したら体重を維持していかなければなりません。毎日体重計にのることを意識することで体重管理がうまくいきます。

   

  

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5 まとめ

近年、日本も欧米型の食生活が生活の中に浸透しています。

さらに多忙な社会で運動不足も加わり、肥満の人が急激に増えてきています。肥満予防は、健康予防になります。

肥満を放置していくとドンドン成人病にかかり、病気が進行します。

病気が進行してからでは遅いのです。

アメリカは大人だけではなく子どもの肥満も深刻な社会現象になっています。

美味しく食べて適度に体を動かす、それが肥満予防になり、しいては健康予防につながるのです。

 

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