なんとなく使っている基礎化粧品です。多くの化粧品が世に出ている中で、どれを基本に使ったらいいのかとあらためて問われると、明確に答えられるでしょうか。
今日は、メイクの前に行う基礎化粧品の使い方や役割についてご紹介したいと思います。
【目次】
1. 基礎化粧品何?どうして使うのか?
基礎化粧品、何気なく使っていると思います。
スキンケアのための化粧品。
といっても一つではなくスキンケアのための基礎化粧品は
けっこうな数がラインナップされています。
基礎化粧品はメーキャップする前のスキンケアの段階で
使われます。
洗顔料、化粧水、美容液、乳液、クリームなどが肌に直接つけ、肌の健康とみずみずしい肌を保つために使われるものです。
肌そのものを整えるだけで、こんなに使うのかと最近メークデビューした男性は驚くかもしれませんね。
女性の皮膚は男性よりも薄く、きめが細かいためそれを保護したり整えるために用意されいるのがスキンケア用の基礎化粧品なのです。
肌の細胞は30代を過ぎた辺りか老化を始めます。何もしないでいると紫外線にさらされ、肌は乾燥しシミやソバカス、シワの原因になっていきます。
基礎化粧品で角質の奥までは浸透しません。
しかし、少なくても肌の表面である表皮、その下の真皮までは、水分や肌に良い栄養分が届き、肌が自然に老化するのを遅らせたり食い止めることができます。
しかもさらにメークをするとメークに含まれている油分などが、直接肌に浸透することが防げるのです。
スキンケアには何種類もありますが一つ一つの役割が違います。
そのプロセスをきちんと踏むことで角質のターンオーバーや規則正しく行われ、みずみずしい肌を保ちことができます。
2. 基礎化粧品の付け方使い方
ほとんどの人は洗顔から始まり、洗顔が終わったら化粧水をつけると思います。
たまに乳液からつけるという人もいるようですがそれは間違いです。
化粧水
化粧水の効果
- 洗顔で失われた角質層の水分を補う
- 水分とともに美容成分を肌に届ける
- 肌を整えて、乳液やクリームの効果を高める
化粧水は、肌に潤いを補給します。簡素から肌を守り、この後につけるスキンケアアイテムが浸透しやすい肌を整えます。
化粧水の大半は水分でできています。そこに水に溶けやすい美容成分が配合されています。肌表面の角層に吸収され肌の乾燥を防ぎます。
使うときは、洗顔後、顔全体になじませる量を手にとって、素早く顔全体になじませるのがつけるポイントです。
美容液
美容液は化粧水と乳液の間に使われるものです。肌に必要な美容液が凝縮されて入っています。美容液を使うとき、自分の気になる肌の状態に合わせて選ぶと良いです。
たとえば、シミ・小じわに効果があるもの、美肌やハリを中心にしたものなどがあります。保湿ケアならセラミド、美白ならビタミンCというように目的に合わせた有効成分が配合されています。
また、メーカーによっては導入美容液(ブースター)があります。ブースターは洗顔後化粧水の前に使用するものです。
【参考ブロブ】
美容液のタイプは4つ、その使い方と効能 - kirakira195のブログ
乳液
乳液は人工的に肌の皮膚膜を作り、水分の蒸発を防いでくれます。また硬くなった角層を柔らかくする効果があります。
乳液は、化粧水や美容液が十分に浸透した後につけます。乾燥しているところは念入りに、顔がテカるときは薄く塗ると良いでしょう。
乳液は特に保湿のため、油分と水分をバランス良く配合されています。美容液を使わなくても乳液だけは外してはダメです。化粧水や美容液はせっかくつけても乳液をつけないために肌から蒸発してしまいます。
肌に美容液や化粧水の成分が閉じ込めて皮膚の中にしっかり浸透させるためには乳液は欠かせません。さらに、乳液を使わないと外からの刺激に対する肌のバリア機能が低下するため、肌トラブルを招きかねません。
クリーム
乾燥が気になるとき、より潤いをキープしたいときにはクリームは重要です。
クリームは乳液より油分が多く含まれていますが、基本的には乳液と同じ効果です。乳液と同じ効果ですから、より乾燥を防ぎたいときには両方を使うと良いです。
朝は化粧水と乳液、夜は化粧水とクリームという使い方でも肌の状態によっては、可能です。
3. 基礎化粧品を買うときのポイントと留意点
基礎化粧品を使うとき何でも良いというわけではありません。基礎化粧品を選ぶとき、最も重要なポイントは、自分の肌に合った物を選ぶことです。
自分の肌が普通肌なのか、乾燥肌なのか、油性肌なのか、それとも混合肌なのか・・・その肌に合った物を選ばなければ肌トラブルになってしまうこともあります。
多くの人が自分のスキンケアがてきした物かどうか悩み、色々な基礎化粧品を使う「スキンケア難民」と呼ばれる人たちもいます。
また、年齢によって肌の状態が大きく変わります。
20代から30代、30代から40代、40代から50代、60代、60代から70代以上というように節目の年齢には、自分の基礎化粧品で現状と合っているのかどうかを一度チェックしてみる必要があります。
肌の状態は、個人によっても大きく差があるので、一概にこの年代はこれがいいとは言い切れません。
【年代別基礎化粧品を選ぶポイント】
■ 50代以上
年齢が高くなるとシミ、シワが増えてきますので一般には、保湿ケアを重視した基礎化粧品を選ぶようにするといいと思います。
特に50代ぐらいから上は、かなり個人差が大きくなります。乾燥肌、油性肌がはっきり分かれます。また、シミ、たるみ、ほうれい線が出てくる年代です。
エイギングケアをしっかりしてくれるような物を選ぶといいでしょう。
■40代
40代も50代とほぼ同じ感じで選ぶと良いです。
特にくすみが目立ち始めたら、エイジングケアスタートの合図だと思うと良いでしょう。早めの対策は後から効果が違います。
■30代
30代は20代よりハリがなくなり、シミも出始めます。30代は肌の曲がり角です。肌の曲がりからだからこそ、しっかりケアをすることが大切です。
■20代
20代になると、大人ニキビ、乾燥肌、べたつきなどが出始めます。20代以降は、自分お肌の状態をしっかり確認し、自分に合う基礎化粧品を使うことが肝心です。
■10代
また、逆に10代で基礎化粧品を使う人がいます。が、10代は肌に十分水分を蓄えています。本来なら基礎化粧品は必要ありません。10代は、日焼け止めクリームだけは使っていた方がいいと思います。
もし、10代で基礎化粧品を使いたければ、価格の低い物を選ぶといいでしょう。 10代では化粧品と乳液、それに日焼け止めがあれば十分です。
4. トライアル化粧品で自分の肌チェックのオススメ
自分の肌の性質よくわからない・・・、そう思っている人もいると思います。化粧品は1本買うと1ヶ月以上は持ちます。それにお値段も決して安くはありません。
しかし、会わない化粧品は湿疹ができたり、赤くなったりと最終的には皮膚科の門をくぐる羽目になります。
そうならないためにもトライアルセットを試してみることをオススメします。
だいたい1週間から1ヶ月のトライアル商品が沢山でています。大きな瓶で買ってしまうと会わなくてももったいなくて、最後まで使いたくなります。
その点トライアルなら、価格も安く、自分に合うかどうか判断がつくくらいの量が入っています。調子が悪いときにはすぐに反応するでしょう。
使ってみての善し悪しは、自分の肌が正直に答えてくれます。はじめて使ってみようと思う基礎化粧品は、トライアルで確かめて~購入するのも賢い手だと思います。
4 まとめ
メイクの華やかさについ気をとられがちですが、肌の老化や肌の衰えに大きく関わるのが基礎化粧品です。
シワシワの顔にかわいいメイクを塗っても・・・!?
それよりは素肌でいられる「すっぴん美人」を目指し、美しい肌を保ちたいです。
メイクを念入りに、基礎化粧品をいい加減にではだめで、むしろ基礎化粧品をしっかりしなければなりませんね。
純白専科 【お試しセット】 薬用 スキンケア トライアルセット (美容水28ml + 美容液5g + オールインワンクリーム30g) (医薬部外品)