年齢とともに体が硬くなるのはしようがないこと!体が硬くても別に困らないし・・・!体が硬い事なんて生活に何も関係ないと思っているあなた!
実は体が柔らかい事のメリットはたくさんあります。と、言うことは柔軟性がない体には、デメリットがたくさんあるということなのです。
確かに子どもの頃は、体は柔らかくどんな風にもくねくね曲がっていました。私はクラシックバレエを習っていたのでなおさら体が柔らかかったです。20代の頃はきれいに開いた開脚もいつの間にかできなくなっています。だんだん年とともに前屈でさえしんどくなってきています。
明らかに年齢のせい・・・!そう思っていた私!
そして私と同じ考えを持っているあなた!
体が硬いのは年齢だけではないようなのです。それどころか体が硬いと身の危険さえあります。ここは、やはり体を少しでも柔らかくする努力が必要です。
体が硬いなと感じるかたは、ぜひ最後まで読んで柔軟な体作りにチャレンジしてみてくださいね。
目 次
1. 柔軟性とは?体が柔らかいことメリットとその理由
柔軟性の意味
柔軟性はもちろん体が柔らかい事を言います。
体が柔らかい意味には大きく分けて2つあります。
- 静的柔軟性
- 動的柔軟性
静的柔軟性
健康な体を維持したい、健康でいたいという老化防止を目的とした柔軟性です。
動的柔軟性
スポーツの技術を伸ばしたい、運動能力の向上のため必要な柔軟性のことです。
体が柔らかい事のメリット7つとその理由
基礎代謝が上がる
ストレッチをして体を柔らかくすることで、基礎代謝をアップさせます。筋肉を動かして柔軟性が上がるストレッチをすると、筋肉のポンプ作用を活性化します。そのため血行が良くなります。
疲れがたまりにくい
基礎代謝が上がり血行が良くなることで、疲労物質がとどまらず流れやすくなります。体が柔らかくなると疲労物質が流れてしまうので、疲れがたまりにくくなります。
もともと柔軟性のない短い筋肉を動かそうとすると、長い筋肉より力が入り、筋肉に負担がかかり疲労してしまいます。
またエネルギーも多く消費するので全体の疲労につながります。柔らかい体は、これらの疲労をためずに済むのです。
肩凝り腰痛が緩和する
肩凝りも腰痛も血行が良くなることでコリや痛みがおきにくくなります。たとえば首の付け根が凝っているいる人は、そこをもみ、痛みを取ろうとしますが、それでは改善しません。
首が痛いときは胸の筋肉が硬く前に引っ張られている、または脇の下が硬く下に、引っ張られているなどが原因です。それらを広範囲にストレッチする事で緩和されるのです。
冷え性が軽減する
血行が良くなることで、毛細血管にまで酸素が行き渡り、冷えを軽減してくれます。
やせやすい体質になる
筋肉を動かして柔軟性が高まると血行が改善されます。基礎代謝がアップし、運動をしていないときも消費エネルギーが増えるので、太りにくい体質になります。
アンチエイジングに効果がある
老化は誰にも避けることができません。ただ体を柔らかくすることで実年齢より若く見られたり体の老化を遅らせることができます。
たとえば、背中が丸まったり、首が前に出てしまう姿勢は、体の硬い人が老人になったときによく見られる姿勢です。
体が柔らかいと背筋が伸びた姿勢が維持できます。またからだの柔軟性は血行をよくすることにもつながります。
基礎代謝の増加や肌のターンオーバーの活性化が美容効果をもたらします。
体が柔らかくなって新陳代謝が活発化すると老廃物を取り除いて栄養分を取り込むサイクルが正常に保たれるからなのです。
肌のターンオーバーは正常かすることできれいで若々しい素肌に近づけるのです。
体を柔らかくするとアンチエイジング効果もあるのですね。
けがをしにくくなる
柔軟性が不足している事で起こるけががあります。太ももが硬いために膝を痛めてしまったり、足首が硬いためつまづいて転んだりします。ストレッチによって体を柔らかくしていると筋肉の温度が上がりけがをしにくくなります。
柔軟な体を作ることでのけがを防ぎ、けがをしにくくなるのです。
オガトレの 超・超・超かたい体が柔らかくなる30秒ストレッチ
2. 硬いからだから柔軟な体を作るためのストレッチ
体が硬くなったのは、実は年齢ではなく単に体を動かさなかったことが原因です。
筋肉が硬い状態が続いて化硬い体になっていると、体がだがだんだん動かしにくくなります。そうすると消費エネルギーが減り、太りやすくなってしまいます。
筋肉が硬い=伸びにくい、この情報は、頭や体が記憶していて、これ以上伸ばすと危険!というシグナルです。このシグナルを受け取り、「伸ばさない」と脳が命令するのです。
意図的にストレッチで体を伸ばすことで、「ここまで伸ばしても問題ない」と脳は反射の限度を広げていきます。その状態を作るには、ストレッチをし続けなければなりません。
しかし、ストレッチを続けると「疲れない」「いたくない」と一度インプットされると「体を動かしたい」という反射に変わります。
ストレッチの基本は鼻から大きく息を吸って、口から10秒かけておなかかから空気を出すようにゆっくり吐いていきます。
腹式呼吸をしながらリラックスして、吐くときには10秒~20秒かけて、反動をつけないで、ストレッチをしていくというのが効果的です。
また姿勢のゆがみは筋肉の張りが大きく影響をしています。
たとえばした腹を突き出しているような姿勢の人は、骨盤が下に落ちている状態です。大殿筋やハムストリングスの張りによって下に引っ張られていることが原因です。
ストレッチで、それらの硬くなった筋肉の緊張を、ゆるめれば改善されます。
また逆に骨盤が前に傾き、おしりがつきだしているような人は、腸腰筋や背筋の張りで上に引っ張られています。
ストレッチにより張りを緩和し、筋肉の固さ・
長さのバランスを保つと姿勢改善につながります。体の硬い人は痛い部分がある場所は筋肉が緊張しています。
たとえば肩凝りは腰痛の人も必ず凝りのまわりの筋肉が緊張しているのです。
筋肉の緊張をストレッチで改善すると肩凝り・腰痛も緩和されます。
また、ストレッチをするのは、入浴後が適しています。入浴で筋肉が温まったところへ
ストレッチをすると効果が出やすくなります。
3. 柔軟性のある柔らかい体を作るためのストレッチ
柔軟性のある柔らかい体作りにはタオルを使ってストレッチをします。
タオルを使ってできる手軽なストレッチ方法5つのパターンと猫のポーズというのを紹介します。
簡単ですので、良かったら試してみてくださいね。
【タオルストレッチ】
(1)
仰向けに寝ます
片足を上げ土踏まずのあたりにタオルを引っ掛けます。そして足は上タオルは下へ力をかけます。この時おしりが動かないようにしっかりと固定しましょう30秒ほど体勢をキープしたら完成です。
このストレッチを片足ずつ行います 。慣れてきたら、体勢をキープしたまま体を左右に振ってみましょう 。
「イタ気持ち良い」感覚であれば ストレッチが効いている証拠です。
(2)
左右どちらかの手を上にして背中の後ろでタオルを縦に持ちます下の方の手でタオルを引き二の腕が伸びるのを感じながら15~30秒キープします。 反対の手も同じように します。
(3)
タオルを両手に持ち腕を頭の上に伸ばします。その状態でゆっくり体を左右に倒して体の側面を伸ばし15秒~30秒キープします。
(4)
仰向けになって片足を上げた足にタオルをかけ、膝を胸に近づけるようにタオルを引っ張ります。おしりの部分が伸びているのを感じながら、 20~30秒キープします。反対側の足も同様に行います 。
その体勢から今度は足を伸ばし、太ももの裏側をストレッチします。20~30秒伸ばします。 反対の足も同様にします。
(5)
横向きに転がり上になった足の上にタオルをかけ、かかとをお尻ににつけるように、タオルを引きつけます。太ももの前側を20~30秒伸ばします。反対側も同様に 伸ばします。
猫のポーズ
正座をして座ります 体を前に倒します。 腕を前に出して思い切り伸ばします。
4 まとめ
こんなに硬い体を柔らかい体にするだけで、メリットがあるとは正直驚きです。しかし、柔軟性のある体は1日では作れません。
毎日少しずつストレッチをすることで柔軟性のある柔らかい体になるのです。
体を柔軟にするだけで体型も変わり、行動しやすくなります。
若々しくなるだけではなく安全に生活できるのですから、ぜひ柔軟性のある体作りをしたいですね。