鏡を見て、あっ!と気付いたシミ。それが意外と大きいと
気になって仕方がありません。2,3日前までは気付かなかったのに
しっかりシミになっている、そんな経験はないでしょうか。
今回はシミの原因とその対策や予防について紹介していきたいと思います。
目次
1. シミのできる原因とメカニズム、黒色メラニンとは?
そもそもシミとは何か?というと、肌には黒色メラニンがあります。
これが過剰に蓄積し、肌の表面に茶色に見える部分のことです。
紫外線を浴びすぎると肌のメカニズムが狂います。
そうして古い肌細胞が表面近くに残ってしまいます。
その結果、黒色メラニンが過剰になる事でシミができてしまいます。
黒色メラニンはシミを作る悪いものだと思ってしまいます。
しかし、黒色メラニンがあるから、強い紫外線から肌を守ることができます。
もし、黒色メラニンがなければ、肌は紫外線から来る強いダメージでボロボロになってしまいます。
紫外線を浴びるとすぐに皮下で黒色メラニンが作られます。
表皮細胞に黒色メラニンが含まれると、紫外線からのダメージを防ぐバリアが完成します。
もし、この黒色メラニンがなくて紫外線をまともに受けてしまうと、皮膚がんなどの肌トラブルは避けられなくなります。
その後、身体の外へ排出されます。
肌は表皮、真皮、皮下組織で形成されています。
健康な肌であれば一番上の表皮は、ある一定の時間を過ぎ古くなると、新しくできた表紙に押し出されてはがれ落ちていきます。
健康な肌は、この細胞の形成と古い細胞がはがれ落ちていくターンオーバーを繰り返しています。
ターンオーバーは、約28日周期で新しい細胞が生まれます。
そして、基底層にある細胞が分裂し皮膚表現に押し上げらていきます。
やがて肌の外にはがれ落ちていきます。
しかし、紫外線を浴びすぎてしまったり、メラニンが過剰に作られたり、ターンオーバーのリズムが崩れたりすると、黒色メラニンが過剰に表皮に蓄積されてしまいます。
それがシミやそばかすの原因になります。
つまりシミは生まれつきではなく、後天的な色素沈着によってできるのです。
メラニンの位置が皮膚に近ければ近いほど茶色になります。
メラニンの量が多くなればなるほどこげ茶や黒になります。
黒い色の色素は表皮に近いところにあるます。
肌の代謝のターンオーバーが正常になると黒色メラニンが排出され、色が薄くなる
ことが期待できます。
反対に青い色素がシミのように見えるときは、真皮まで入り込んでしまっています。
ターンオーバーがしにくい場所ですので気になる場合は皮膚科の診察を受けた方がいいようです。
2 シミは原因は4つある、そのシミ対処法は?
シミと一言でいっても、シミのでき方や原因は違います。
シミのタイプは大きく分けると原因が4つあることが分かっています。
シミのタイプ
- 日光黒子 (にっこうこくし)
- 雀卵斑 (じゃくらんはん)
- 炎症後色素沈着
- 肝斑(かんぱん)
■ 日光黒子
日光黒子は、日光性黒子とか老人性色素斑ともいわれます。
紫外線が原因でシミになったもので、多くのシミはこのタイプになります。
淡い褐色~濃い褐色で顔意外にも手や足など露出部に多く見られます。
紫外線に当たった肌は、肌細胞を守るためメラノサイトを活性化させます。
そして作られた黒色メラニンは、本来ならターンオーバーによって角質とともに排出されます。
しかし紫外線を過剰に浴びたり、加齢によって肌代謝の機能が低下すると、ターンオーバーで排出しきれなかった黒色メラニンが、色素沈着して肌に残りシミになります。
対処法
1. 紫外線対策をしっかり、UN加工の帽子や
衣類、日焼け止めクリーム UVケアをする。
2. できてしまったシミの対処法は、ターン
オーバーを促進させるため、 L-システイン
やビタミンCを多く摂取するようにする
3. 紫外線を浴びて増える活性酸素を除去する
ため、ポリフェノール(緑茶)やトマト
(リコピン)をとる
■ 雀卵斑 (じゃくらんはん)
そばかすのことです。主に遺伝により発生することが多いです。
白人に多く、日本人には色白に多く見られます。
5~6歳の幼児期からできて、成長すると薄くなり分からなくなる人
もいますが、個人差があります。
対処法
1. 日焼け対策やUVケアをする。
2. L-システインやビタミンC、
そしてビタミンEを摂取し
ターンオーバー を促す。
■ 炎症後色素沈着
やけど、ニキビ、化粧品かぶれなどによる肌の炎症が治った後に
褐色のシミがでることがあります。
一般に肌にできた炎症の赤みが引いた後、シミになりやすいです。
また、ニキビもつぶしたあとからシミになります。
対処法
炎症した部分に紫外線が当たらないように日焼け対策をします。
ニキビがでときは、ニキビ対策と同時進行で行いましょう。
■ 肝斑(かんぱん)
女性の顔に多く出るシミです。これは女性ホルモンのバランスの乱れが原因です。
肝斑は、両方の頬に左右対称にできる薄いシミです。
女性ホルモンが崩れやすい30代~50代に多く見られます。
妊娠中やピルの使用によっても発生しやすいです。
肝斑は、日焼けによって悪化することもあるので気をつけなければなりません。
対処法
生活習慣を見直しホルモンバランスを整えることです。
ストレス解消やバランス良い食事も必要です。
外に行くときはUVケアをしっかりしてからいきましょう。
3.できてしまったシミの対策と基本的なシミ対策
できてしまったシミはどうにかならないものでしょうか。
シミになってしまったから仕方がないとあきらめてはいませんか?
できてしまったシミ対策法を知るとあなたのシミは消えるかもしれません。
■ できてしまったシミ対策
黒色メラニンを抑える
黒色メラニンが肌の中に過剰にあり、それが沈殿したのがシミやそばかすです。
黒色メラニンは、紫外線を浴びるとすぐに作り出します。
ですから、紫外線に当たる時間をまず減らすことが大切です。
ターンオーバーの機能を高める
肌のターンオーバー機能のサイクルが乱れると色素沈殿につながります。
食事・睡眠などの身近な生活習慣を見直してみる必要があります。
規則正しい生活を送ることが大切です。
黒色メラニンの酸化を抑える
黒色メラニンは、酸化すると濃くなってしまいます。
酸化をとるには還元すると元に戻ります。
還元にはビタミンCがいいと言われています。
酸化して黒くなった色素はビタミンCで還元すると薄くなると言われています。
基本的なシミ対策は、なんと言っても日頃から紫外線対策をする必要があります。
すでに述べてきたように紫外線を浴びると,,黒色メラニンが瞬間で生成されます。
うまくターンオーバーできないためにシミになってしまうのです。
ですから、黒色メラニンを作る機会を少なくするために,UVケアをしっかりする必要があります。
また、シミに効く栄養素を積極的に取り入れるのも必要です。
活性酵素に促すのを抑えるβカロチンやビタミンE, L-システィンなどの食品をとるようにしましょう。
生活を規則正しくすることも大切です。特にタバコ、カフェインの取り過ぎは、シミを作る原因になります。
4.まとめ
メイクをしても隠れないほどのシミができると本当に憂鬱です。
シミは、まず作らない努力が必要です。
できてしまうとなかなかとるのは大変です。
外に出るときは、必ずUVケアを心がけるようにしたいですね。
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