最近BBクリームとCCクリームということばを良く聞きます。ファンデーションとは違うのでしょうか?
BBクリームのBBはどんな意味があるのでしょう。CCクリームのCCは?単にBの次だからC・・・?そんなことはないはずです。
BBクリームやCCクリームはメイクの前に顔全体にのばして使います。どこがファンデーションとも違うのでしょうか?
今日は最近よく聞くけれど、実態が分からないBBクリームとCCクリームを徹底的に調べましたので、ご紹介します。
目次
1. BBとCCの意味の違いは?BBとCCは何の略語?
BBはBlemish Balmの略です。Blemishは、英語で「傷」とか「欠点」という意味です。Balmは「香油」「香膏」という意味です。つまり欠点を隠す効能があるという意味なのでしょう。この意味から「肌の欠点をしっかりカバーするクリーム」という意味になります。
これまでは肌の欠点を隠すときに一般的に使われてきたのが、コンシーラです。ファンデーションを塗った後、さらにシミ、そばかす、小さな傷の上にコンシーラを重ねるので、ところどころ厚くなります。
人によっては顔の表面がところどころ強ついている人もいます。もちろん本人には言えません。が、明るいところなどでは、わりとコンシーラを使ったことがかります。
BBクリーム1本で厚塗が解消されます。そのうえ、自然にカバーできるのがとてもいいところだと思います。いままでのコンシーラとの葛藤を考えると本当に手軽だと思います。
CCは、Color condition や Color control の略です。Colorは、「肌色を整える」とか「肌色を調整する」という意味から「肌の色を補正するクリーム」という意味になります。
これまでは、肌の色を調整するのに、下地クリームの色やハイライトを使ってきました。ベースクリームの色味で、ファンデーションをつけたときの肌の感じが変わります。
下地クリームに色がついていて、透明感が出るベースクリームとか、明るく見えるベースクリームという具合に下地のいろで、肌の色を調整してきました。
また、肌の状態が明るいだけでなく、ノッペリと見えないように仕上げにハイライトを使っていました。最初から明るく仕上がるCCクリームなら、1本できれいに仕上げることができます。
2.BBクリームとCCクリーム、それぞれの効果と使い方
BBクリームとCCクリームは、目的が違います。当然、それぞれのクリームの効果は違います。
BBクリームの効果は大きく3つ
- 下地の効果
- 日焼け止めクリームの効果
- ファンデーションとしての役割
BBクリームだけで、メークのベースを仕上げることができます。しかも気になるシミ・そばかすをカバーするだけでなく、顔の小さな傷もかくしてしまします。
BBクリームの使いかたは、フェースラインに向かうほど、少し薄めにつけていきます。 クリームをおでこ、両ほほ、鼻、顎の5カ所にBBクリームをのせます。
それぞれのポイントから外へ向かって伸ばしていきます。目のまわりのようにシワを作りやすいとこは、薄めに塗ります。
BBクリームを伸ばす時は、スポンジを使わずに必ず手で伸ばしながらつけていきます。目のまわりだけはスポンジを使って塗るのもいいでしょう。
BBクリームは、日焼け止めを兼ねているので、首や、手にも塗るといいです。 仕上げにフェイスパウダーで上から軽く抑えるとBBクリームがしっかりつきます。
BBクリームは1本でカバー力があるので、コンシーラを使う事もなくきれいにシミ、ソバカス、傷をカバーします。
何重にも塗ってシミなどのカバーをしようとするとけっこう厚塗りになってしまいます。しかし、BBクリームなら厚塗りをしなくて済みます。
では次にCCクリームの効果について説明します。
CCクリームの効果は次の3つ
- 化粧下地効果
- 日焼け止め効果
- 肌の色の補正効果
BBクリームは使ってみてちょっと濃くなると思う人には、CCクリームの方があうかもしれません。CCクリームは肌の血色が良く、厚塗りには見えません。
CCクリームを塗るときも指を使って内側から外へ塗ります。目の下の三角ポイントは少し多めがいいでしょう。また気になるところは少し濃く塗ります。重ね塗りでもいいですしパウダーでしっかり抑えていいです。
若い人は肌がきれいなので、BBクリームを使うよりCCクリームのほうが、自然な仕上がりになります。元々肌がきれいなので、CCクリームを使うと本当に肌が美しく見えます。
3. BBクリーム、CCクリーム、ファンデーションの違い
化粧のベースメークが簡単なほうがいいと思うときはBBクリームやCCクリームを使うといいです。
もうすでに述べたように、この2つには下地や日焼け止めが含まれています。 BBクリームは、コンシーラを使わなくてもきれいに、シミやそばかす、傷跡などのカバーできます。
年齢とともに肌のくすみ、シミやそばかすが気になり始めたら、BBクリームを使うことで悩まずにすみます。
一方CCクリームは肌の色の調整ができ、美しい肌の色で仕上げることができます。いままでのようにコンシーラやベースクリームを使う必要もなくなります。
これに対しファンデーションは、下地クリームや日焼け止めなどを別に塗らなければなりません。しかし、肌の気になる部分をしっかり補正しながらカバーをしたいときには、ファンデーションが向いています。
ファンデーションに比べ、BBクリーム、CCクリームは若干薄付きになってしまいます。補正する力が強いものでしっかり、きれいに仕上げたいと思うときは、ファンデーションが向いています。
自分の肌にあったベースメークを選び、いつまでもきれいな肌を保ちたいです。
BBクリームとCCクリームはどちらも共通に下地クリーム、日焼け止めクリームが入っているという点が画期的だと思います。
4. まとめ
BBクリームを使うかCCクリームクリームを使うかは自分がどんな仕上がりのメークにしたいを最優先して使ってください。特別な規定はありません。自分がメークの仕上がりをどんな風に見せたいか、それによって使い方が変わります。天候によってもメイクが変わるでしょう。またどこへ出かけるかでもメイクのしかたは左右されるでしょう。しかし、自分が一番輝いていられるメークにすることが大切だと思います。
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