タマネギは私が子どもの頃苦手な野菜の一つでした。いつの間にか食べられるようになったのです。食べてみると本当に美味しい、特にお肉との油炒めが大好きです。
最近我が家ではまっているのは、酢とタマネギの取り合わせです。身体にとてもいいのでご紹介しようと思います。
目 次
- 1.タマネギと酢の相性は抜群!合わせるとすごい効能!
- 2. タマネギの栄養と効能!タマネギの臭いはガン予防!
- 3. 酢は身体にいいって言うけど本当なの?酢の効能は?
- 4. タマネギ酢の作り方
- 5. まとめ
1.タマネギと酢の相性は抜群!合わせるとすごい効能!
タマネギと酢、どちらも鼻につく臭いは甲乙つけがたいです。目が痛くなるのも同じくらい、鼻をツンとする酢。目から鼻に掛けてのタマネギ、やはりいい勝負です。
ところがツンとくる臭いだけではないのです。この2つの組み合わせは身体にはとても良い、最強のコンビなのです。
■ 最強コンビの理由
まるで薬の説明書きみたいに効能を書きだしてみました。しかし、本当に様々な症状に効きます。特に大きくめだつのは生活習慣病に関する予防効果があるということです。
酢にもタマネギにも元々LDLコレステロールや中性脂肪を減らす作用があります。 また血圧を上げる物質を阻害して血圧を下げます。実際に病院で使っている血圧を下げる薬と同じ成分が酢タマネギには含まれているのだそうです。
また素晴らしい効果としては血糖値を下げる効果があります。一度かかったら、死ぬまで糖尿病の薬は続けなければならないと言われています。
しかし、中には数年間食べ続けて、糖尿病の薬をやめた例もあるのだそうです。事実だとしたら、すごいです。
糖尿病患者は国内に予備軍を含めると相当な数になるそうです。まだ 薬を飲んではいない糖尿病予備群は大勢いるそうです。そういう人たちに是非一度試してもらえたらと思います。
酢には毛細血管の血流をよくして身体のすみずみまで、血の流れを良くする働きがあります。それに加えタマネギは血栓を予防して血液が固まりにくくする働きがあります。両方、一緒だと血液はサラサラ流れそうです。
最近の感染症を防いだり、疲労回復に効き目があるのも魅力的な働きです。
2. タマネギの栄養と効能!タマネギの臭いはガン予防!
タマネギの栄養
- 硫化アリル
-
ケルセチン
硫化アリルは、タマネギの臭いと辛みの元になっているものです。タマネギを切ったとき、涙が出るのも硫化アリルが原因です。涙を流したり独特の臭いの元である硫化アリルですが、実はとても優れたものです。
硫化アリルの効能
ケルセチンはポリフェノールの一種で皮に近い部分に含まれています。
ケルセチンの効果
- 紫外線から肌を守るので、シミ。しわを予防する
- アレルギーの症状改善に効果がある
- 抗酸化作用がある
このほかカリウムの多く含まれていてデトックス効果があります。むくみなどを予防します。
こんなに栄養効果があるタマネギです。しかし、臭いとツンとするからと水にさらしている人がいます。
タマネギを水にさらすと大事な栄養素が失われます。特に硫化アリルが流されてしまいます。タマネギの辛みや臭いは切って15分ぐらい空気にさらしておきます。そうすると臭いの辛みもなくなります。さらに硫化アリルの効果もそのまま保つことができます。
タマネギは調理する前に先に切って15分ぐらい空気にさらします。それから使うようにしましょう。
3. 酢は身体にいいって言うけど本当なの?酢の効能は?
■ 酢の効能
- 便秘改善
- 疲労回復
- 内臓脂肪を減らす
- ガン予防
- 血圧を下げる
- 血中の脂質を低下させる
酢にもタマネギに負けないくらい効能がたくさんあります。まず注目は酢は発酵食品だということです。発酵食品は善玉菌を腸内で増やすことで、腸活動が活発になります。便秘によく効きます。酢は疲労しているときグリコーゲンをあげてます。だから疲労回復を助けてくれます。
また、現代病のメタボの原因になる内臓脂肪をつきにくくします。血圧を抑制する効果もあります。健康な人が飲んで血圧が下がりすぎることはありません。だから安心してください。
また、黒酢は特に大腸がんに効果があることが研究で分かっています。継続して黒酢をとるといいそうです。
このように酢もタマネギ以上にたくさんの効能があります。何より発酵食品で身体の中を整えてくれます。健康維持や病気の予防には効果があります。
4. タマネギ酢の作り方
タマネギ酢は作り方がいくつかあるようです。
今回は我が家のレシピをご紹介します。
1 タマネギをスライスしザルにあげる
時間は15分~20分。
いつも大玉2個使用します。
一回り小さいときは3個~4個使用。
2 酢は少し100mぐらいを鍋に入れ
弱火にかけます。
大さじ1杯のハチミツを溶かします。
溶けたらすぐ火を止めます。
3 容器に入れたタマネギに酢を入れる。
タマネギが2/3ぐらい隠れる量。
鍋の酢と他の酢を足してください。
4 後は1日置くと食べられます。
酢は、米酢、黒酢、かんたん酢を使っています。酢は作る日によって、いろいろ使い分けます。特別な基準はありません。
黒酢は少し味がきつくなりますので、他の酢より少なめにします。タマネギから水分が出ますから少し少なくても大丈夫です。
食べるときはおかずの1品にサラダに、お肉を焼いたのと合わせてなどいろいろです。毎日食べても意外と飽きませんので、ぜひ作ってみてください。
タマネギ酢は成人は1日50gで十分だそうです。朝夕の食事のたびに少しずつ食べるようにしています。
5. まとめ
これからは健康年齢を延ばさなくてはなりません。現状ではまだ、健康年齢と寿命が10年も差があります。10年も介護や寝たきりは嫌です。丈夫な身体をつくり筋力を作る努力は必要だと思います。タマネギ酢は、サラダ、酢の物、焼き肉にピッタリです。脂っこいものもさっぱりした味になります。家庭にある酢とタマネギで簡単に作れます。ぜひ作ってみてはいかがでしょうか!?